2022.04.19

\無垢の汚れやシミ落とし/に困っていませんか?

無垢ならではのこんなシミに困っていませんか?これらの汚れは手ごわく、強力洗剤をつかってお掃除してもなかなかとれません。今までは、、、以下の方法で落としていたケースが多かったと思います。

①劇薬を使って落とす(劇薬なので専用業者様に依頼する。)

➁木を削る


①は薬品により新品同様になり、➁も削ることにより新品同様になります。
しかし、一番多いのは放置です。

今でこそ、無垢材が見直されてきましたが、戦後、合板や化学塗装が発達し、カンタンにきれいになるフローリングが増え、一番喜んでいたのは床掃除から解放された女性ではないでしょうか?大工さんから「無垢は面倒くさいから合板フローリングにした方がええよ」といわれ合板フローリングにかえたお宅も多いかと思います。


一方で、ここ10年は、長い目でみれば無垢ならではの味わいや、安全性、持続可能な製品として「無垢材のフローリング」や「無垢の家具」を選ぶ人も増えています。


自分自身は結婚前は、新興住宅街のそれこそ新建材のお家で育っていたこともあり、木の家に憧れていました。しかし、実際住んでみると、無垢ならではの汚れってかなり手ごわく、


もしかして「安全な無垢専用の汚れ落とし」というサポートや商品がなかったから、「無垢+自然塗料」という選択がすくなかったのではないのかな?と思っていました。


塗りなおしメンテセット 
こちらは、誰もがカンタンにつかえる無垢専用の汚れ落としセットです

「劇薬をつかう」or「木を削る」以外を選ぶなら、「塗りなおしメンテセット」がおススメ。

経年による味わいを深め、
シミや汚れは目立たなくしたい。

「お掃除=新品、ピカピカ」という固定概念がありますが、ナチュラル嗜好を好む人が増え「経年による味わいを深める」という価値が見直されています。

上の写真は築80年の古民家(縁側)になります。定期的にお掃除はされていますが、木の建具からもれる雨ジミがありました。塗りなおしメンテナンスセットで落とした結果が以下の写真になります。

どうでしょうか?汚れさえ目立たなければ、ピッカピッカなフローリングより味わい深くでいいと思いませんか?

60歳には60歳の美しさ、
90歳には90歳の美しさがある。

が木の家の良さなんだと思います。

安全で手軽な方法で落とす

原料は3つだけ。素手でつかえるくらい安全なら、
無垢の家がもっと見直される!と思いませんか
化学塗装がはげた築60年くらいの縁側。
猫によるおしっこのシミを塗りなおしメンテセットで落としました。

今までの無垢の汚れ落としは主に2つあります。

①劇薬を使って落とす(劇薬なので専用業者様に依頼する。)

→既に住んでいるので、劇薬による汚れ落としは避けたい。


➁削る
→既に住んいる家でサンダーをかけるとなると、おが粉が飛び散り、あとの掃除が大変

→サンダーがけはシンドイ

お客様とおしゃべりしていると、そんな意見もあるんですよね。そこで、小川社では薬品や界面活性剤を使わずに落とす方法を考え、約6年にわたりいろいろなお宅へいき商品テストをしてきました。


ちなみに汚れ落としとしてつかう「ミストデワックス」は、界面活性剤をつかわずに水と油を乳化したため開発に10年の歳月をかけました。



なぜなら、そこまで商品テストに時間をかけたのかというと、ほぼ放置されていた古民家の汚れはそれなりに汚れが固まっており、また新品同様の家でも昔にはなかった汚れの原因もあり、汚れって本当に多種多様なんです。また、無垢材の上に塗装されていた場合も、その塗装は多種多様だからです。

だからこそ、商品テストには時間をかけてきました。

無垢汚れ落とし専用WEBサイト、OPEN。

無垢汚れ落とし専用WEBサイト

ここ6年は、いろいろ方々のご協力を得て、たくさんのお宅へ訪問し、商品テストを繰り返し、2年半間からコロナ禍がはじまり、多くのご注文をいただきました。


同時に「オンライン通話」の目覚ましい発達もあり、スマホをかざしながら、アドバイスするといった現代ならではの使い方サポートもできるようになりました。

そのような恩恵も受け、サポート体制も整備でき、ようやく無垢専用のH.Pができました。詳しくはH.Pを御覧ください。

紀南ツアーデザインセンターにて築130年の古民家を塗りなおしメンテセットでお掃除するといったワークショップ

https://www.facebook.com/mitsurouwax/photos/a.1278043935662852/1307130909420821/




沢山のご協力を受け 、商品テストとしてお掃除させていただき、ようやくスタートができました。ご協力いただいた皆様に心より感謝を申し上げます。まだまだ、至らない点もあるかと思いますが、誰もが安心してつかえる商品として育てていきます。そして、その先は「木をつかって植える」という消費者が増えていく社会を目指し、微力ではありますが、頑張っていきたいと思います。


どうぞよろしくお願いします。(小川百合子)

記事一覧を見る