2019.04.12

『南海新聞 / 2019年4月12日付』登山道整備資材寄付

『南海日日新聞 / 2019年4月12付』登山道整備資材寄付

以下転写

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市内の2団体に 賀田町の小川社

 

尾鷲市賀田町の小川耕太郎∞百合子社(小川百合子社長)は9日、天狗倉山まるごとプロジェクトと尾鷲藪漕(やぶこぎ)隊にロープアンカーや混合ガソリン、のぼり用ポール、竹ぼうきなどの整備資材72点(6万7千円相当)を寄付した。

 

小川社はミツバチの巣などを原料とする「蜜ロウワックス」をはじめ、さまざまな天然素材を用いた製品を販売。1998年–2006年に利益の5%、2007年から売り上げの0.3%を山林保護活動団体や震災復興支援団体などに寄付している。

 

同プロジェクトは天狗倉山とその周辺の魅力を市内外に広める目的で登山道や岩屋堂を、同隊は尾鷲市街を囲む山の尾根筋登山道「尾鷲トレイル」(35.9キロ)を整備しており、同社から寄付を受けるのはいずれも昨年に続き2回目。

 

同社で授与式があり、小川耕太郎代表が同プロジェクトの下田淳美さんと西村美保さん、同隊の林勝廣さんにそれぞれ目録を手渡した。

 

小川代表は「天狗倉山の登山道は熊野古道客が通る玄関口で、尾鷲トレイルは市に宿泊客を呼ぶことができる新しい観光形態。今後も活動を続けてほしい」と話し、両団体は「支援に感謝します」と礼を述べた。

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