2019.04.12

『紀勢新聞 /2019年4月11日付』–天狗倉山など整備を支援–ロープやガソリンを寄贈—-

20190412紀勢新聞web.jpg『紀勢日日新聞 /2019年4月11日付』

以下転載

 

天狗倉山など整備を支援ロープやガソリンを寄贈

 

尾鷲市賀田町の有限会社小川耕太郎∞百合子社は天狗倉山まるごとプロジェクトの活動推進に協力し、同プロジェクトと尾鷲藪漕隊に、活動のための資材を提供した。

 

9日、同事務所で授与式があり、小川耕太郎代表が同プロジェクトに関わっている尾鷲商工会議所女性部の下田敦美さんと西村美穂さん、藪漕隊の林勝廣さんに目録を手渡した。

 

両団体の希望に応じて、同プロジェクトには竹ほうきや手袋、のぼり棒のポールなど、同隊にはチェーンソー用ガソリンとロープを寄付した。費用はあわせて7万円。

 

同プロジェクトは天狗倉山での新たな自然体験プログラムをつくることを目指している。登山道入り口や岩屋堂の清掃に使ってもらうための物。

 

藪漕隊は、尾鷲トレイユの整備を行う為に平成23年に結成された。安全なロングトレイルのため地名の調査や道標の設置、藪の刈込などを行っている。林さんは「頂いた資材を使って、荒れた所を補修していきたい」と話した。

 

同社は、蜜ロウワックスなど地域資源を活用した商品を販売しており、毎年売り上げの0.3%を植林や地域活動、災害復興のために寄付している。昨年11月にベンチ用資材と塗料としてエゴマ油4リットルを寄贈していて、今回はその寄付目録も小川代表から下田さんらに手渡しされた。

 

小川代表は「整備するために必要な道具を言ってもらって用意した。天狗倉山をPRして、山にきてくれる人がふえてくれれば」と集客を期待していた。

記事一覧を見る