2019.02.27

広葉樹植え豊かな海を—今年も市有林に苗木寄付—2019年2月27日付 南海日日新聞

20190227紀勢新聞.jpg広葉樹植え豊かな海を今年も市有林に苗木寄付2019227日付 南海日日新聞(第18期 社会コストに関しての新聞記事)<以下転載>

 

39日に尾鷲市行野浦の市有林である第17回「海と山をむすぶ漁民の森づくり」の植樹事業に協力し、尾鷲市賀田町の「小川耕太郎∞百合子社」と尾鷲ロータリークラブは25日、尾鷲市に広葉樹の苗木や獣害防止ネットなどを寄付した。

 

 

 

今年で11年目の寄付になる小川社は30万相当を、10年目の尾鷲ロータリークラブは10万円相当をそれぞれ苗木などの購入費として負担したもので、コナラ、ヤマモモ、ケヤキ、センダンなど100本植える。

 

 

 

市役所市長室で贈呈式があり、同社代表の小川耕太郎さんと同クラブの中瀬幸志会長、会長の内山英則さんの3人が出席し、加藤千速市長に目録を手渡しした。

 

 

 

内装材の木材などに使用する蜜ロウワックスの販売を全国展開する同社では売上の一部を植林や自然保護などに寄付する社の方針で、毎年30万をこの植樹に寄付している。小川さんは「獣害に遭わず無事に大きく育ってほしい」と話していた。

中瀬会長も「できるだけ多くの苗が大きく育ち(山から流れる水が)海の養分となり、魚が育ってほしい」と抱負を語り、加藤市長は「もっと山を豊にしていかなければならない。寄付はありがたいし、今後の森を豊にする運送としてやっていきたい」と毎年の寄付に感謝していた。9日の植樹は尾鷲漁協、尾鷲養殖組合、電源開発、尾鷲市などの関係者が協力して行う。



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第17回 漁民による森づくりの様子はコチラの記事をご覧ください。



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