2019.01.30
インスタで情報収集—モクコレ2019展示物資料制作のおはなし vol.1—-
2019年1/29(火)より開催された『#モクコレ2019』。
小川耕太郎∞百合子社は三重県木連の一員として出展させていただいております。今回の展示のコンセプトは、水質や土壌を汚染しない木材に塗布する「塗料(屋外用、室内用)」に絞り、インスタグラムで情報収集をしました。
具体的には #ウッドロングエコとハッシュタグをつけている建築業者様へ片っ端からご連絡をとらせていただき、施工写真の提供にご協力いただいた業者様と施主様のお陰で「100の事例」というチラシとパネルを製作しました。(感謝_(._.)_)
インスタグラムで情報収集するのは初めての試みでしたが、お陰様で、商業施設に地域材や安全性の高い木材保護剤を選ばれていることを知りました。
2019年1月26日付の #日刊木材新聞では、「インバウンド需要の高まりにより原宿や青山などのファッション界隈にも無垢材をつかう店舗が増えている」との記事が掲載されています。一昔前なら高級店にしかつかわれなかった無垢材が、都心の内装材にもつかわれ、そして塗料の安全性にも注目がされるようになり、うれしい限りです。(事業を立ち上げた時には考えられなかった現状です)
とはいえ、戦前に比べたら、国産材利用率も安全性の高い塗料(←昔は自然素材しかなかったため)も低いのも事実。化学や流通の発達ともに、安価でカンタンな建材が増えましたが、一方では、そのような建材を廃棄した後の処分代が膨らむという事実もあります。改めて、小川耕太郎∞百合子社の場合は、地域の環境が循環していくような情報を発信する使命があると思いました。
▲折りたたむとコンパクトになるチラシ
話しは元に戻りますが、代表のヒラメキから制作した「100の事例集」は、都道府県別に使用事例写真をまとめただけのチラシです(制作日数の関係で関西→南は情報収集が間に合わなかっため点数が少ない地区もございます(苦笑))。「商業施設を中心に全国の100事例あつめろ!」という着眼点は約18年にわたり色々な工事現場や時にはクレームを歩き回った代表だからこそ、でてきたヒラメキだったと思います。また、私は
実は、建材納品業者は、完成後の建築物件の情報まで届かないことが多いのですが、SNSというツールができ、情報は自ら収集し、アクションを起こしながら構築するものだということを改めて学ばせていただきました。
小川耕太郎∞百合子社は7名の小さな会社のため、段々と仕事が分業化してきました。それはそれで効率的には成果があがったのですが、自分の担当以外の興味への移行が希薄になってきたという反省点もありました。
私、小川百合子の仕事は資料づくりが中心です。チラシ制作自体は、デスクの上でする孤独な作業ですが、せっかく社内で色々な見方が揃っているスタッフがいるので製作案までは、「スタッフのつぶやきを拾える人になりたい!」っと 初心に戻り製作をしました。
今回のチラシは、「眼鏡をかけなくてもみられるa2サイズ」!これは木もちeデッキ担当者のつぶやきです。建築現場では眼鏡をかけている人すくないんですよねーー。
いつもこういった展示会の準備や県木連の方々とおつきあいを継続してくれたスタッフにも感謝です。仕事はチームでするものですねーー。
写真をご提供をしていただいたお客様ののお陰で、今回の展示物資料制作では、色々なことに気づかせていただきました。ご協力いただいた皆様には心より感謝を申し上げます(つづく) 文:小川百合子
モクコレ2019の詳細はこちらから