2018.05.26
三木浦町の元スナックを再生し、地域のまちづくりの場へNO.1—店舗のカウンターに木もちeデッキをつかう—
ウッドデッキ材は屋外で使用するため、屋外に使う商品としては出荷できない材がでるケースがあります。木材は工業製品ではないため、仕入れの段階で用途にそった品質にあわない材がでるぎると利益を圧迫します。
また、近年自然素材にあこがれるニーズが増える一方で「節が多すぎてイメージと違う」「色にばらつきがある」「軽度の反りがある」などの理由で返品になることが多くなりました。
小川社では以下の課題をかかげています。
(1)木の元から先まで総合的な無垢材の売り方や仕組みを考える
(2)無垢材を扱ったことがない方でもご理解いただける伝え方を改良する
試行錯誤ではありますが、課題に取り組むことで、無垢材を販売する業者様が撤退したいこと、また新たなニーズが生まれることができればと思っています。
(1)木の元から先まで総合的な無垢材の売り方や仕組みを考える
(2)無垢材を扱ったことがない方でもご理解いただける伝え方を改良する
試行錯誤ではありますが、課題に取り組むことで、無垢材を販売する業者様が撤退したいこと、また新たなニーズが生まれることができればと思っています。
この度、縁あって尾鷲市三木浦町で木もちeデッキ材を内装につかいリノベーションをされる物件がありました。
▲小川社の物流倉庫(松阪)にデッキ材をとりにきてくれました
▲デッキ材は長さ3mや4mが多いので、窓から搬入!
▲カウンターの高さを低くするので、カウンター材を取り外す
▲次にカウンターの塗装をサンダーで剥がす
▲カウンターの下に木もちeデッキ材を張る
カウンターの塗装を削り、カウンターにつかわれていた素材(集成材)をむき出しにします。
▲カウンター下に木もちeーデッキ(内装用/アウトレット品)を張っています。カバーがかかっていますが、塗装を削り、もともとのカウンター素材(集成材)をみせています。
まずはカウンターの高さを低くし、次にカウンターの幅を広くさしました。理由は、一人で来店されたお客様でもゆっくり定食がたべられるといった配慮からです。
▲カウンターが下がった分、カウンターの構造がみえています。その部分は尾鷲ヒノキ内装材を使っています。
今回は木もちeデッキ(アウトレット品)なので、?杉の白太が多い ?多少の反りあり といった材も含まれています。?の問題は内装に使う分には全く問題がありません。木もちeデッキに使われる塗装は、化学物質が含まれいないため(MSDS有)内装にも使えます。?の問題は反りがある材は、腰壁やカウンター下など材を短くカットすればよい場所につかっています。
篠原大工さんは、腰壁とカウンター下に使える材と、床から天井までつかう材とわけ、適材適所に使わってくれました。偶然ではありますが、この物件のリノベーションを手掛けた大工さんは、義父が製材を営んでいた頃のお客様で、無垢の木をよくつかわれていた職人さんです。
篠原大工さんとこの空間をコーディネートした三鬼早織さんのお陰で、私どもも木もちeデッキの魅力を再発見しました(感謝)。今後は限定品として、自由な発想で木を楽しめる方に販売をしていこう!と計画中です。
『木の元から先まで無駄なくつかうマーケットを育てていく』というスローガンは小川社が事業設立当時からの目標です。マグロでいえばトロが売れず安いところばかり売れると採算があわないのと同じで、木材も無駄なく利用することで利益がうまれ、山へ還っていきます。今回のリノベーション物件では「杉の白太」をどのように生かしていくか勉強になりました。三木浦の皆様ありがとうございました。(つづく)
◆只今、準備中
この商品は、屋外につかうウッドデッキとしては、検品から外れた商品を内装用につかっていただいています。いつも在庫している商品ではありません。只今、H.Pを製作中ですが、もしご興味のある方はお電話にてお問合せ下さい。
◆木もちeーデッキ 公式サイト https://mitsurouwax.com/cont04/
◆cafeマドロス
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