2017.10.19

雨シミはいくつものシミが層になっている。

蜜ロウワックスで無垢のフローリングや家具を施した方の
メンテナンスとしてだした『塗りなおしメンテナンスセット』をはじめ早2週間経ちます。
お陰様で多くの方々からご相談をいただきました。意外なのは、他メーカーの自然塗料を塗って10年以上経っているお客様や、合板のフローリングのお客様からも多くのお問合せを頂いております。
そこで、無料サンプルをお申し込むフォーマットを改良することにしました。お申込みする前にお客様が相談したい内容をチェックできるようなフォーマットに作り替えています。24日頃には新たなフォーマットをアップしますので、よりきめ細かな対応ができるようになるかと思います。
さて、無垢材フローリングにあるある3大シミ(1)雨(水)シミ、(2)油シミ(皮脂、食用油) (3)ペットなどの尿により白く変色したシミ があります。今日は『雨シミ』の取り方を紹介します。
IMG_9858web.jpg
蜜ロウワックスを塗布すると撥水性がありますが、水滴を放置すると、このようなシミになります。なぜなら、塗膜が蜜ロウというロウだからです。蜜ロウはミツバチの巣の原料でもあるので、呼吸できなければミツバチも死んでしまいますね。蜜ロウワックスは木の呼吸を妨げないワックスなので、水滴は放置しないでくださいね。
さて、本題です。雨シミはよーくみると何個も重なってシミになっています。
ますはここの10倍希釈のミストデワックスを吹きかけます。
IMG_9861web.jpg
耐水サンドペーパー#320(←この番号は肌理を整える程度のやすりなのでキズがつきません)でミストデワックスと汚れをなじませ、木の凹凸の中にはいったシミや汚れを浮き出しましょう。
IMG_9863web.jpg
拭きでた汚れを拭きとると・・・・木のヤニや汚れがこんなにでてきました。
IMG_9865web.jpg
雨シミも目立たなくなりましたね。
IMG_9866web.jpg
少量の蜜ロウワックスを塗ってください。
IMG_9867web.jpg
slide_mente.jpg

記事一覧を見る