2017.06.15
古民家の縁側についた雨シミを、ミストデワックスで洗い、蜜ロウワックスで磨く—現場商品テスト—
先週の土曜日につづきです。今日は昭和一桁の時代に建てた古民家の縁側(無塗装)の雨シミを目立たなくしてからミストデワックスで磨きます。
古民家の建具は風情ある木の建具が多いため、気密が低く、土埃や雨が入ることが多いのと、昔は始終窓を開けっぱなしにして過ごしていたので、このような雨シミがでます。この雨シミは掃除する人には手ごわく(‘◇’)ゞ雑巾でふいてもなかなかとれません。昔の家は「毎日、雑巾がけをし時々米ぬかで磨く」そんな人が多かったようですが、共稼ぎが増えた現代にそのようなメンテナンスを求めても難しいように思います。
木材の床の表面には目にミクロの凹凸があり、凹みに汚れが入ると、雑巾がけではとるのが難しく、そのままにしておくと汚れが固まり、雑巾で拭いてもとれなくなります。「合板フローリングや化学塗装の方が、利便性が高く便利」というのもわかる気がします。
しかし、「シックハウス症候群」といい建材につかわれる有害揮発性物質により、病気になるという社会問題が頻発し、規制ができたころから、「自然素材の家」が見直されてきました。
▲ビフォー
▲雨シミはこのようにしてとりました。
▲アフター
10倍希釈のミストデワックスで洗い、だいぶん雨シミがめだたなくなりました。
木材の床の表面には目にミクロの凹凸があり、凹みに汚れが入ると、雑巾がけではとるのが難しく、そのままにしておくと汚れが固まり、雑巾で拭いてもとれなくなります。
▲布で汚れを拭き取ります。