2017.06.16
大正時代につくられた水力発電所の石垣 —尾鷲の石垣(賀田町NO.7—)
尾鷲の石垣(賀田町NO7)
2017年06月15日 14時11分59秒 | 小川耕太郎
出張と蜜ロウワックスカタログ用写真撮影が続いていて、
最近は投稿できていませんでした。
久々の石垣シリーズ。
小川材木店が倒産して、製材所はなくなってしまいましたが、
尾鷲市賀田町は、昔は木材の集積地でした。
遠くは、奈良県からも丸太が運ばれていました。
今日の石垣は、賀田町にある大川上流の石垣?
(これも石垣という事で)
大正時代に作られた水力発電所跡です。
ここで発電した電気は、
賀田町の製材所の製材機を動かすために使われていました。
賀田港には、大型の船も入ってこられるので、
丸太を担いで船に乗せ、近辺の製材所にも運ばれていたようです。
この水力発電所跡の10メートルほど下は、こんな感じ。