2017.05.09

熊野古道の石垣–植物の根がもっとも伸びるのは、水分も養分も乏しい時–

2017年05月02日 16時44分03秒 | 小川耕太郎

石垣シリーズを続けていたら、

社員の竹村君が、熊野古道の石垣を撮ってきてくれた。

 

 

熊野市二木島町付近の石垣

 c39d5ef25367dcc7503cbe581e29e62e.jpg

 

 

 

 

 

石垣の途中から杉の木が生えてきている。

こんなところに植林する人はいないから、

自然に生えてきたのだろう。



FMラジオ「感じて漢字の世界」という番組の中で

「植物の根がもっとも伸びるのは、水分も養分も乏しい時だといわれます。

決してあきらめることなく、見えないところで四方八方へ伸びていく根っこ。

「雑草学」でおなじみの植物学者。稲垣栄洋氏は、その生態から得た

教訓を私たちにこう、伝えます。


一干しされたときこそが成長のチャンスである。

土の下に伸びた根っこは、

目に見えないがその植物の実力そのものである。(感じて漢字の世界より)」

と話していた。


 



自然木だとすると、これ細さでも30から40年生にはなっていると思う。

根っこはどうなっているのだろう?

 

 

100年後くらいに製材してみたいね。


ishi_bana.jpg

記事一覧を見る