2017.05.09
熊野古道の石垣–植物の根がもっとも伸びるのは、水分も養分も乏しい時–
石垣シリーズを続けていたら、
社員の竹村君が、熊野古道の石垣を撮ってきてくれた。
熊野市二木島町付近の石垣
石垣の途中から杉の木が生えてきている。
こんなところに植林する人はいないから、
自然に生えてきたのだろう。
FMラジオ「感じて漢字の世界」という番組の中で
「植物の根がもっとも伸びるのは、水分も養分も乏しい時だといわれます。
決してあきらめることなく、見えないところで四方八方へ伸びていく根っこ。
「雑草学」でおなじみの植物学者。稲垣栄洋氏は、その生態から得た
教訓を私たちにこう、伝えます。
一干しされたときこそが成長のチャンスである。
土の下に伸びた根っこは、
目に見えないがその植物の実力そのものである。(感じて漢字の世界より)」
と話していた。
自然木だとすると、これ細さでも30から40年生にはなっていると思う。
根っこはどうなっているのだろう?
100年後くらいに製材してみたいね。