2017.04.28
海から学ぶことNO.1
「海から学ぶこと」。
以前、化学物質を一切いれずにカラーワックスが定着できないのか?研究していたことがあります。何を考えたのか?ある日、尾鷲の海洋深層水とべんがらと蜜ロウワックスを混ぜたところ、エマルジョン化でき、「もしかして海の資源から塗料がつくれるんじゃないか?」と思ったことがあります。(残念ですが、海洋深層水はアルカリ度が一定化できないので断念しました。)
牡蠣の殻、海草の色素・・・。海には沢山の資源があります。
ツリーハウスクリエーターの小林崇さんは「元々、家は身の回りにあったものを使いつくられていた。ツリーハウスづくりはそんな原点にたってつくるから五感を超えた喜びがある」と話されています。小林崇さんは、ツリーハウスの木の付近にある土や砂をネリ壁材にしたこともあるそうです。(上の写真がツリーハウスを建てる、木の近くにあった土や粘土や砂をつかって塗り壁)
海と山に囲まれた紀州という地形だからこそでうできる塗料はないだろうか??しかし、この研究は現時点では行き詰まりここ数年放置しています。
そんな、、、ポカ–ンとした時に出会ったのが、秋田の美大生さんです。
彼女とは、昨年「海ゴミサミットin答志島」で開催された時に意気投合しご縁をいただきました。彼女は島国JAPANのルーツや風土や土着信仰などの研究を海の漂着物というフィールドワークを通して研究しています。「なんだかよくわからない世界だけど、彼女の研究は面白い」っと思っていたところ、これから月一で彼女が小川社のBLOGを書いてくれることになりました。堅苦しいことは抜きにして、今は一事業所として彼女の研究を楽しみたいと思っています。またBLOGをアップしたらご報告します。頑張れワカモノ #持続可能 #生物資源 #学生 #海洋資源と塗料 #小川社リレー