2017.03.13

2017年3月12日付 南海日日 豊かな尾鷲湾願いを込め—養殖組合とJパワー 行野浦で広葉樹植樹—

2017312日付 南海日日 豊かな尾鷲湾願いを込め養殖組合とJパワー 行野浦で広葉樹植樹

 20170320紀勢新聞web.gif

—-以下転載—-

尾鷲漁協の尾鷲養殖組合(中村浩久会長)とJパワーグループ(富永博電源開発尾鷲事務局所長)11日、尾鷲市行野浦塩受山の八鬼山市有林で、「豊かな尾鷲湾に」と願いを込めてヤマモモやケヤキなど広葉樹の苗木100本を植樹した。「海と山を結ぶ漁民によるもりづくり」事業。2001年(平成13年)に漁業関係者の呼びかけではじまり15回目。コナラやミズナラ、ヤマザクラなどを八鬼山一帯の市有林に植えてきた。

 

 

この日は主催者の養殖組合や尾鷲漁協、電源開発のほか、岩田昭人市長や市役所、苗木代を寄付した尾鷲ロータリークラブと小川耕太郎∞百合子社から45人が参加。

 

今年もヒノキ伐採跡約2ヘクタールの一部約600?に植樹。参加者は斜面でコナラやヤマモモ、ケヤキ、センサンの4種類各25本ずつの苗木を1メートル間隔に植えた。植樹は今回で5970本に達し、現場一帯に植えられた苗木も順調な生育も確認した。

 

中村会長(52)は「植樹をはじめて15年。山から流れる栄養たっぷりの水で海が潤う願いをこめて植え続けている」と話し、富永所長(56)は「海と山一帯の地域貢献活動。地元企業や団体の末永い支援もあり、継続することに意義がある」と話していた。苗木は市内賀田町の小川耕太郎∞百合子社から30万、尾鷲ロータリークラブから10万円の寄付金で購入。今年は苗の成長が早いセンダンを始めて植えたという。

記事一覧を見る