2007.03.15
[5期、6期【社会コスト】のご報告と決意]1998年に創業してから、なかなか利益を出せずにおりましたが、やっと【社会コスト】が実現できました。
私どもは創業当初から【社会コスト(生産過程で人や環境に与えるダメージを元に戻す費用)】の一部でも価格に組み入れ、利益の5%を日本の山林維持、循環、技術の継承等に寄付していきます。と宣言し、事業を行ってきました。
1998年に創業してから、なかなか利益を出せずにおりましたが、
第五期(2005年6月期) 104,111円
第六期(2006年6月期) 129,287円
を5%分として残しておりました。
また、私どもの主旨に賛同してくださり足立区鹿浜の(有)三幸建装様から寄付して頂いた
15,700円を加え、902円を追加して合計250,000円を
本日、尾鷲の養殖業組合様に寄付いたしました。
養殖業組合さんは電源開発株式会社様の協力を得て、
8年前から尾鷲市有林にミズナラなどの苗を植林しております。
今年も3月17日(土)に養殖業組合のメンバー、漁協のメンバー
電源開発の社員の方々、市職員の方々が植林作業を行います。
その苗代、及び鹿よけのネット代に役立ててもらいます。
(本当は私も植林の手伝いに行こうと思っておりましたが、
仕事の都合で出来ず、また妻も1歳の娘がいるため行けません。
来年は何らかの形で参加したいと思っています。)
本来なら利益が出るごとに寄付すべきところでしたが
なかなか受け手が見つからず、
2年分を一度に寄付することになってしまいました。
ご報告が遅れて申し訳ありませんでした。
やっと思いを実現できて大変嬉しく思っております。
今年の6月期からは利益が出ても出なくても、
売り上げの0.3%を毎年寄付することに致しました。
(売り上げの0.3%は、純利益が売り上げの6%のとき、
その5%と同じ額になります。最近の私どもは売り上げの
約3?4%が純利益なので、寄付金額は多くなります。)
私どもは自然を活かし、自然を育むような商品を開発し、販売しておりますが、
営業の過程において必ず自然に何らかの負荷をかけております。
カタログしかり、運送しかりです。その負荷は利益の如何にかかわらず、
売り上げが増えれば増えるほど大きくなります。
そのため、なるべく早く利益の何%ではなく、売り上げの何%にしたいと
考えておりました。
皆様のおかげで、ここ最近は安定的に売り上げるようになったため、
思い切って変えることに致しました。
今日は新聞社の方々も来られましたし、養殖業組合の方から領収書も
いただける予定です。記事や領収書を出張から帰りましたら公開いたします。
今後、売り上げの0.3%を続けることはもちろんのこと、
さらに0.5%、1%と増やしていけるように頑張ります。
これからも応援をよろしくお願いいたします。 (小川耕太郎)