2011.11.25

2011年11月25日付 中日新聞くろしお版  尾鷲ヒノキで集会所建設へ 尾鷲の有志 南三陸に材料提供

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東日本大震災で被災した宮城県南三陸町歌津地区で、栃木県内のボランティア団体が計画している集会所の建設に、尾鷲市の林業家、木工業者らが材料提供で協力した。計画をしった同市三木里町の蜜ロウワックスの販売業小川耕太郎さん(50)が呼び掛けたところ、有志11人が山林の使用や伐採、運搬に参加した(宮崎正嗣)
南三陸町で集会所計画をしているボランティア団体は、栃木県日光市を拠点とする「チーム日光」。
40人のメンバーは宮城県石巻市と南三陸町でがれき処理をしていたが9月で作業が終了。その後、被災者から住民同士の話し合いの場となる集会所が欲しいという話を聞き、高台にあるキャンプ場の一部を借りて建設することにした。
小川さんは、同団体の代表者で、住宅などの扉を専門とする建築家小坂憲正さん(43)と十年来の知り合い。小坂さんのブログで、集会所の計画を知り、材料の尾鷲ヒノキの提供を申し出た。
小川さんが仕事仲間らと協力を要請すると、山林の所有者がヒノキの提供を快諾。今月初めに有志で計80本を伐採した。伐採した木は丸太に加工し、日光市に搬送した。
チーム日光のメンバーが現在建設樹bんびの製材作業を進めており、来月初めにも建築を始める。集会所は、「日本の住居の原点で、人が集まりやすい」という小坂さんの発案で、古代の竪穴式住居をイメージした半地下構造のユニークな木蔵王建築となるという。
小川さんは「少しでも復興の力になれてうれしい。協力してくれた皆さんにも感謝している。尾鷲ヒノキの良さを現地の人に知ってもらい、木のぬくもりで癒されてもらえれば」と話し、近く現地へ見に行く予定だ。
————-2011年11月25日付 中日新聞くろしお版  尾鷲ヒノキで集会所建設へ 尾鷲の有志 南三陸に材料提供より転載——————–


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◆災害復興支援

 小川耕太郎∞百合子社ではその地の人と暮らしを支えてきた山や自然に目を向け、支援活動を行っています。2011年-2014年にかけボランティア団体「チーム日光」に支援させていただきました。以下、チーム日光の活動がメディア掲載されましたのでご報告させていただきます。


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