2011.07.25

2011年7月25日付 朝日新聞

インドの未踏峰、マリ峰(標高6585メートル)に挑んだ日光市の片柳紀雄さん(62)ら県内の5人の登山隊が11日、初登頂に成功。23日、無事帰国した。片柳さんは震災後、ボランティアチームの一員として東北の被災地で活動。今回の登頂で、仲間から託されたチームの小旗が、雪をまとった山頂に翻った。

 登山隊は6月25日、日本を出発。インド北部パンゴン地域の、険しい雪壁のマリ峰に挑んだ。連絡によると、11日午前3時に標高5800メートルの氷河上のキャンプを出発、午前10時50分に登頂を果たした。

 登山隊によると、雪のピークに到着したものの、さらに高いピークを発見、登り直して頂上を極めた。頂上は1人が立つのがやっとの広さだった。

 片柳さんは、所属するボランティアグループ「チーム日光」から贈られたチーム名を書き込んだ日の丸の旗を山頂に残した。帰国した片柳さんは「チームのみんなの気持ちが後押してくれて、頂上に立てました」と話した。(服部肇)

2011年7月25日付 朝日新聞より転載—

◆災害復興支援

 小川耕太郎∞百合子社ではその地の人と暮らしを支えてきた山や自然に目を向け、支援活動を行っています。2011年-2014年にかけボランティア団体「チーム日光」に支援させていただきました。以下チーム日光の活動がメディア掲載されましたのでご報告させていただきます。


◆詳細 東日本大震災復興支援の活動報告ブログ「チーム日光のキセキ」をご覧ください。


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