2014.03.11

2014年3月11日付 南海日日 豊かな尾鷲湾願い–八鬼山に12年目植樹—

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2014年3月11日付 南海日日 豊かな尾鷲湾願い–八鬼山に12年目植樹—

—–以下転載—-

尾鷲漁協の尾鷲養殖組合(中村浩久会長)と電源会開発グループ(児玉弘史尾鷲事務局長所長)は8日、尾鷲市行野浦中山の八鬼山市有林で、「豊かな尾鷲湾に」との願いを込めてケヤキなど広葉樹の苗木100本を植樹した。


「海と山をむすぶ漁民の森づくり」事業。平成13年に漁業関係者の呼びかけで始まり、今年で12回目。コナラやミズナラ、ヤマザクラなどを八鬼山一帯の市有林に植えてきた。


この日は主催者の養殖業者や尾鷲漁協、電源開発のほか、岩田昭人市長や市職員、苗木を寄贈した尾鷲ロータリークラブ、小川耕太郎∞百合子社など約40人が参加。植樹場所は今年もヒノキ伐採跡の約2haの一部400?。参加者はくわを手に高さ1mのコナラ30本、ヤマザクラ40本、ケヤキ30本の苗木を植えた。3年前に植えた苗がシカの食害でほとんど枯れてしまったため、トウガラシの臭いでシカの接近を防ぐ忌避剤を設置。順調な生育を確認。植樹は今回で5600本に達した。



中村会長(49)は「植樹をはじめ12年になるが、山がもっと潤って海が豊になるよう願いを込めた」と話していた。苗木は市内賀田町の小川耕太郎∞百合子社が30万、尾鷲ロータリークラブ10万、電源開発35万の寄付金合わせて75万円で購入した。

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