2010.03.16

2010年3月16日付 南海日日 豊かな尾鷲湾願い込め–尾鷲養殖組合など八鬼山に広葉樹苗木—

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尾鷲漁協の尾鷲養殖組合(中村浩久会長、9業者)と電源開発尾鷲事務所は13日、尾鷲行野浦中山(八鬼山)の市有林で、「豊かな尾鷲湾に」と願いを込めてミズナラなど落葉広葉樹の苗木200本を植樹した。



「海と山をむすぶ漁民の森づくり」事業として、今回で9回目。平成13年から17年を除き、毎年3月にコナラやミズナラ、ヤマザクラを市有林に植えてきた。



今回はミズナラ70本、ヤマザクラ60本、ケヤキ70本。9回で植樹総計は5150本になる。
この日は養殖業者と電源開発社員、尾鷲ロータリークラブ会員、市職員ら約70人が参加。岩田昭人市長も駆け付けた。
市有林の植樹場所は今年も八鬼山のヒノキ伐採跡約2ha。2年前から毎年0.25haに植樹している。参加者は斜面を掘り起こして約1mの苗木を植え、5年で土に返る食害防除ネットも取り付けた。苗木は市内賀田町の小川耕太郎∞百合子社が30万円、尾鷲ロータリークラブ10万円、電源開発45万円の寄付金85万円で購入した。

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