2016.03.30

チークの象嵌材(ゾウガンザイ) 一枚500円 全部で1500枚!

teak04web.jpg


▲チークの象嵌材(ゾウガンザイ) 約横410mm×高さ85mm×厚10mm 一枚500円 (全部で1500枚近く在庫しています)


今日はチークの象嵌材(ゾウガンザイ)をご紹介します。【象嵌材とは?】象嵌とはアンティーク家具などでも用いられる細工の一つです。オルゴールの箱の細工などにも使われています。


teak03web.jpg


オルゴールの右側や正面の模様が「象嵌」という技法を使った細工です。
工芸技法のひとつで、象は「かたどる」、嵌は「はめる」と言う意味があります。よく見ると色々な樹種の木がはめ込まれています。


しかし、残念なことに現代では象嵌細工の需要が少なくなりました。そのため木材市場で処分品として売られていました。そこで小川耕太郎∞百合子社が象嵌用の木材を全て競りで落しました。
全て買ったせいか安く購入できました。

象嵌につかうくらいの木なので、狂いも少ない!「それなら、これで建具をつくってもらおう!」っと、企画し、ドア作家の幾何楽堂様に依頼しました。

teak01web.jpg
▲チークの象嵌材でつくった建具(枠はタモ)

軽いので引き戸の開け閉めのラクラク!そして、建具の中央をみてください。この板の寸法を活かし、細工されたのが・・・・

teak02web.jpg
なんと!ここを開けると通風がとれます。湿度の高い尾鷲に住む私達のために、通風をとりながらプライバシーも確保できる建具にしてくれました。共稼ぎなのでこれからの時期、日中閉めっぱなしだと部屋が蒸れ、酷いときは家具にカビが生えるコトもあります。しかし、玄関を網戸にして鍵をかけ、ここの建具を開けると帰宅後もムッとしません。




象嵌の材料から、建具を製作する職人さんの発想が素晴らしい!


良い木なのに売れない木材も工夫次第で使えるのです!




「小川耕太郎WOODSELECT–掘り出しもの」の送料はその都度おみつもりさせていただきます。お探ししている材がありましたら、サイズや用途などを教えて下さればお探しします。但し、大変猛威仕分けございませんが、木材道楽の私(小川耕太郎)しか、探せないので 私(小川耕太郎)までお願いします。
電話:0596-27-3361(電話の方がご要望のイメージが浮かびやすいため、お電話でのお問い合わせをお願いします)

mitsurou@ztv.ne.jp 小川耕太郎∞百合子社 

WOODSELECT(ウッドセレクト)担当:小川耕太郎

woodSELECT.jpg




記事一覧を見る