無垢材のお手入れ—年月とともに深みがでてくる—

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お客様からよくいただくご質問の中に「無垢の木のフローリングは「お手入れがむずかしい」」という声を耳にします。実際に長く暮らすと経年≒汚いにならないのが無垢材の魅力です。



でもどうしても気になる方へ・・・無垢材の汚れについてお話します。



新築orリフォームして2年くらいは、木もピッカピッカのべっぴんさんなので、ちょっとしたシミや汚れやキズが目立ってしょうがないかもしれません。

では、なぜ?無垢の木は汚れが目立つかというと、木の表面を顕微鏡でみると・・・・


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一見ツルツルにみえる木の表面は、このように微妙な凹凸があります。この凹の部分に皮脂などの汚れが入り、雑巾でふいてもとれない汚れとなってしまうのです。「えーめんどくさい」と思って、木の表面に化学塗装などかけると、一見「木」なのに。木の機能を殺してしまうのです。


「木の家に住むと、木が調湿してくれるから快適、やすらぐ」といわれます。またこれから流行るインフルエンザも「木の校舎にいる生徒はかかりにくい」といわれることもあります。これらの理由は、無垢の木は、常に深呼吸つまり調湿しているからです。

そこで、最初の頃は未晒し蜜ロウワックスでワックスをかけると、ある程度の汚れは防ぎます。それでも塗膜である「蜜ロウ」はミツバチの巣なので、蜜ロウ自身も呼吸しているので、顕微鏡でみると凹凸があります。黒づんでいた汚れが気になった場合は、下記の動画を参考にお手入れすると、いい感じになります。





6年くらいたってくると、木自身の持っている<油分もでてくるので自然な艶もでてきます。経年により剥げたり汚くなるのではなく、使い込まれたとき、本当の美しさが出て来るのが自然素材の良さです。




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最近はエアコンなどによって乾燥気味のフローリングも多いので、時々ミストデワックス(水性の蜜ロウワックス)で油分を与えてくださいね。