ヤマモモ

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梅雨の時期に、赤や赤紫の甘酸っぱい実がたわわになるヤマモモ。雌雄別株で雌木しか実がならない。痩せた尾根でもたくましく育つ木だが、実だけはとてもデリケート。「宵越しのヤマモモは食べるな」といわれるほど日持ちしないし、枝の一粒を摘もうとすると、その隣もその隣もポロポロこぼれ、地面に落ちて傷つき潰れてしまう。

ネットをのぞくと、傘を逆さに広げて枝を揺すったり、首に掛けた小さなカゴにそぉーっと採るとかある。ヤマモモ採りの名人曰はく「手でつまんだらあかん、手のひらに転がしこむようにして採らなあかん」と。それって、いったいどうやるの?

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山で見つけたときは、よじ登って一粒ずつ摘まみ、潰れないようペットボトルの口へ収納しつつ、その倍くらいつまみ食いもする。さっと水洗いし、冷やして塩をかけて食べるのも、また美味い。
(竹村裕二)