コウモリ

koumori01.jpg「コウモリ」

招かざる客のコウモリが自宅に入ってきた。玄関や窓を開き、お引き取り願おうにも、廊下を端から端へ右往左往し、ウチの家族と同様パニックになったみたい。虫取り網を振り回しても全然捕まらない。羽ばたきを見ていると感覚が狂うし、羽音がしないのも不気味。で、とりあえず名前は付けた、コウモリの「こーちゃん」。「こーちゃん、もういい加減に捕まってくれよ?」と。

15分ほど飛び回ると疲れたのか、カーテンレールで小休止。さすがはコウモリ、「まんま」逆さまにぶら下がって笑かしてくれる。虫取り網を近づけエイッとかぶせたら、あっけなく捕まった。
う?ん、さてどうしよう。コウモリは鳥獣保護法で捕獲禁止、それからウイルス保菌の可能性があるから触るなともある。でも、それは後から知ったことで、お近づきのしるしに触診したら、キキッーと鳴いて指を噛まれた。こーちゃん、全然フレンドリーじゃない。

こーちゃんの気持ちはわかった、もうお家に帰りなと思いつつ、あ?そうだ、記録はしておこうと写メでパシッ……ええっ、ああっ?ああ?? あ?そうか??、ゴメン?こーちゃんはコウモリだったね、もしかしてフラッシュはNG??
フラッシュを至近距離でまともに浴びた、かわいそうなこーちゃん、2時間ほど気絶してた。それからフラフラと夜の空へ帰っていった。
「コウモリを撮るときは、必ずフラッシュをオフに」―フラッシュ被害者の会、こーちゃんからのお願いです。
(竹村)