え!真っ直ぐ刺さってない!?

私は、木材を打ち付けるときに直接インパクトで押し付けて貼っておりました。その時に留れば何でもいいという風に考えていました。というよりも、とまったら完成だと思っていました。

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インパクトで真っ直ぐ木材に打ち付けていたとしても、実は真っ直ぐ入っていないのです!
それは、な・・・ぜ・・・か・・・?
というと、木目(年輪)が原因なのです。!!なんで年輪が原因なの?と私は弓削さんからお話をお聞きしました。
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電動機械は強いものなので直接入っていくことは入っていくんです。けれども、はじかれて若干戻されて斜めに入ってしまう事が多いのです。それは木材の質が良ければよいほど曲がっていきます。
※ここでの質は、年輪が詰まっていることです。
写真を見てください!この年輪は山のようになってますよねそれをうえから打ち付けていったらはじかれて少し斜めに入っていきますよね。
ここで凄く極端な話をしますね
例えば宇宙ロケットが月から地球に帰還する時にNASAが入社角度を考えて真っ直ぐ入っていくことを考えますよね!この時に大きなミスをしてしまったらアポロは地球に帰ってこれずに大気圏にはじかれてしまい銀河の彼方へと飛んで行ってしまいます・・・・
年輪に置き換えましょう。すると大気圏が何層も存在しているわけです。そこを常に垂直に通過し続けるのは、奇跡に近い所業です。一枚の板を空けるのではなくデッキでは、何枚も何枚も穴をあける作業をするのです。それを意識し続けたら気が滅入ってしまいます。なので直接ビスで打ち付けるのではなく、一度穴をあけてからビスを打ち付ける作業をするのです。
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私がびっくりしたのは、板に穴をあけているときに「ガコン・ウィィイイイン・ガコン」としばらく穴をあけるとガコンという音が聞こえてくることでした。年輪にあたったときに、ガコンと引っかかるような音が出ていました。そこで、一回一回上にあげてさらに掘っていく事を弓削さんはされていました。
無垢材を使っているウッドデッキだからこそ、作るときも使うときも色々な人の気もちと手間暇が重なってできているからこそ「木もちeーデッキ」なのだなと僕は感じました。
書:  原 吉輝
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