2014.11.29

介護小屋を建てたら・・・更に通風&陽当りが悪くなった(-_-;) どんなウッドデッキをつくれば良いのか?

deck_mikisati05.jpgおおはようございます。仕事の都合で工事が一時止まっていましたが(-_-;)

いよいよ終盤!母屋と介護小屋をつなげるウッドデッキ(木もちeーデッキ)をつくります!!



さぁ、、、ここで現場の問題がでてきました。
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(1)築80年の家をリフォームした母屋なので・・・ウッドデッキの床下の高さは280mm~380mmしかとれない(-_-;)

(2)住宅が密集する地区なので、ただでさえ陽当りが悪いのに、母屋を建てて余計悪くなった(-_-;)
(3)母屋を建て四方囲まれているので通風がとれない
(4)ウッドデッキには大きなテーブルを置く予定。そのテーブルの重量が重い
ある意味ウッドデッキには最悪の環境です。
そこで小川社が一年ほど前から実験している「すのこ仕様木もちeーデッキ」でつくることに
deck_mikisato04.jpg
▲ウッドデッキはすのこのように載せているだけ!!時々このようにデッキを干して
床下の通風をとり、床下に落ちた枯葉もお掃除できます。掃除が苦手な私でもこれならOKヽ(^o^)丿
でも、、、でも、、、、ウッドデッキの床下の高さが280mm~380mm。
これでは・・・湿度がこもり、束が腐らないか心配だな・・・・。
ということで束は鋼製束を使用
鋼製束ではサンドイッチ工法は不向きなので大引き工法へ
大引き材の上に板金をカバーをかぶせパッキンを載せています。
また陽当りが悪いため、大引き材は特注で杉の赤身を使用する予定でしたが、まっすぐな4m材が無いため、ヒノキ材の大引きに変更
deck_mikisato02.jpg


木もちeーデッキの場合、
デッキ板40mm厚の場合は、束と束のピッチは最大で900mm。
今回はウッドデッキに大きなテーブルしかも重量が大きい机を置くためピッチは最大で450mm


ここまでしてウッドデッキにしたいの???という意見もあります。しかし、ウッドデッキを設置する環境は、みなそれぞれ。特に都会では木もちeーデッキの(1)自然な質感(2)最終処分でも有害なものを出さないウッドデッキ という点で木もちeーデッキでつくりたいというお客様も増えています。



小川社では、持続可能な商品をお取扱いしており、最終処分のことまで考えて商品をつくっております。施工面や日常のお掃除など手間はかかるかと思いますが、様々工法で実験を繰り返し、皆様に選ばれるウッドデッキをご提供できればと思います。


来年には、このような実験報告を含め木もちeーデッキのH.Pもリニューアルします。これからも「子ども達や孫達にも健康で安全な暮らしをできるためにはどうしたら良いか」を深く考え、皆さまに愛される地域材(国産材)を使った商品を御提案していきます。今後ともよろしくお願いします。










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