2014.11.07
ミツバチは迷子になる?
今回は先にミツバチの種類について話す必要があります。
女王蜂・・・皆さんがよく知っている女王蜂一年中子供を産み続けます。
働き蜂・・・一年中蜜を集めます。全員メスです
雄ハチ・・・女王蜂と交尾します。
さて、この三つの役割の中で巣の外を飛び回って蜜を集めるのは、働き蜂です。働き蜂は、何をしているのかというと蜜を集めています。小川耕太郎∞百合子社にもあるみかん蜜の蜂蜜はみかんの花の蜜をあつめます。
働き蜂は蜜をとりに、1日10回から15回採取をします。一回の採取で往復5kmくらいとびます。
なので合計で75kmとびます。75kmって言われてもピンとこないですよね。
大体日本地図で言うと、東京から箱根まで82kmなのでそのくらいの距離を毎日飛んでいると言います。ちなみに、働き蜂の一生は約1ヶ月なので(総合・2250km)とびます。
この距離は、北海道から鹿児島くらいまでの距離です。
さてそれだけ、飛び回っているとなると農薬を散布しているときにたまたまあたってしまうときがありますよね。そうすると農薬でのショック死とミツバチが帰り道をわからなくなってしまいそのまま力つきてしまうということがおこります。
それにはネオニコチノイドという成分が入っており、これがミツバチを迷わせたり減少させてしまう成分であると言われています。では、これは人間にとって悪い成分なのか?ときかれたら
一説によると、ヘビースモーカーはネオニコチノイドを頭からかぶったとしても何ら影響がないというお話もあるそうです。
人間に影響がすくないといっても、受粉してくれる働きのあるミツバチに影響を与えるということは、蜂蜜というものだけでなく、間接的にイチゴやメロンなどの生産量に関わる事なのでもう一度農薬のあり方という物を考える必要があるのかもしれません。
自分の使う物が人間に悪影響を与えないから安全というわけではなく、その成分が他にどのような影響を与えているのか?考える事が大事なのかもしれません。
次回、ミツロウってなに?についてお話ししようと思います。(文筆:原)