2014.08.26
いざ!小豆島へ—海洋民族に関して、 その奥深さについて語った—
8/21(木)
「エバレット・ブラウン氏とお会いできないだろか?」
小川社の藤井さんや社長などに、
弾丸で原さんと小豆島まで出張に行ってきました。
—-日本力(PARUCO出版)より引用—
日本は江戸時代以降 常に
江戸のガイジン、明治のガイジンによって
発見され、評価され、価値を見いだされてきた。
多くのガイジンは(ブルーノタウト、アーネスト・フェノロサ 他)
日本人独自の自然と人間の融合性、身体と精神などに惹かれる。
それらは、日本人が暮らしのなかで自然に身に付けた哲学ともいえる。(松岡正剛)——
エバレットブラウン氏は
そんな日本を写真で表現している方だ。
松岡正剛氏とエバレットブラウン氏と共著した『日本力』では
「エバレットブラウン氏は、平成のアーネスト・フェノロサ」といわれている。
===エバレットブラウンさんのトークショーについて===
8月23日に行われたトークショーは、MeiPAM という、
小豆島の展示企画の団体
(迷路のような古民家のあつまりの中の空き家に、
[エバレットブラウン氏 トークショーの内容]
海洋民族に関して、ジョークも交えながら
その奥深さについて語った。
能性を指摘していた。
自分の作品用の撮影と比較し、
「原点」と「先端」のつながりをちらつかせていた。
エバレット氏が小豆島で魅力を感じた事は、
精神的に深くつながっていることなど。
現代の問題点にも触れ、
そういった精神性が崩れてきている事や、
エバレットさんは、アリを食べれば、
写真を撮るときは、
小豆島にある自然の中に潜む、
トークショー後半では、
この小豆島の、いい「文化の残り方」を例に、
私たちは、どんな文化を、誇り深く残して行きたいかを
考える必要が有るという事をお話しした。
トークショー後、他のお客様が解散した後にお会いし、
国内外の若者が、奉書のプロでも扱えないような
大変貴重な奉書のすばらしさを残して
行こうとしている動きに非常に興味をもってもらい、
現代を活気づける取り組みをなさる
皆様にもお会いできてたくさんのつながりができました。
今回の弾丸出張では
言葉には、言い表せられない貴重な経験をさせてもらいました。
日報なのにちょっと感傷的になってしまいますが…..
私も小川社に育てられているなと身にしみて実感しています。
日報なのにちょっと感傷的になってしまいますが…..
私も小川社に育てられているなと身にしみて実感しています。
私は九代目岩野市兵衛氏が漉いた奉書に関わらせてもらってから、
根本とか原点とか、そこがすごく気になる。
何を使っているのか。どういう気持ちで作っているのか。
どんな人間関係があるのか。どんな生き方をしているのか。
おかげで、これからも答えが出る事は
一生ないと思うんですけど、
人を豊かにする会社というのは、こういうことだなあと。
今回の出張では、
エバレットブラウン氏だけでなく
小豆島や別の地域(千葉の方まで!)で
活躍なさっているたくさんのお方とお会いし、
お話を聞いたり、聞いてもらったりする事ができました。
エバレット氏にたくさんのすばらしい方を紹介されたのですが、
もらいお話しする機会を与えてもらい、
お会いすることになるかもしれないです。
その方に「どうやって売って行きたいの?」と聞かれ、
「とにかく何に使ってもいいからいい紙を使ってほしい」
これからどういう展開になるのか全く読めず、
自分にできることをやって、