2014.08.20

電子顕微鏡で奉書の繊維を観察 × いざ!小豆島へ–2014年8月20 インターン生 EDJONA ISMAILI日報より— 

20140820bana.jpg


–2014年8月20 インターン生 EDJONA ISMAILI日報より— 

====目標====

è誇り、つながり、チャレンジ、循環 という、小川社の根本をとらえたHP作成

èその上で私がここで参加させていただいた理由として、奉書を売って行くことがどうつながっているのか。伝統と循環のつながりを視覚化する。

è同じようなコンセプトをもった美術館やアーティスト、伝統もしくは自然とのつながりを大事にする施設に問い合わせし、売り込んで行く(インターン終了後継続の形で)

 

===Todo *モニタリング修了までにする事*====

・今迄まとめてきた資料(ドナ視点の全体的な枠を意識した資料+原さん視点のひとつひとつのつながりと流れを意識した資料)を基盤に、ウェブのレイアウト、どういう見せ方をするかというデザイン案を決める。

・ディーグリーンさんが見やすいように提示する。

  TOP画面だけでも、インターン終了時迄に完成できるようにもっていく。

  まだつながりの薄いところを、表面的にならないように詰めて行く。

 (例:アーティストの声に使う、現役アーティストさんとのつながり等)

 

【スケジュール】

 三重県立熊野古道センターで顕微鏡を借りて楮・奉書を見る161_0.jpg20140820ken.jpg


▲九代目岩野市兵衛の漉いた 草木灰越前生漉奉書を電子顕微鏡で観察する


昼 


順番を変え、円形にした文章を、言葉をどう調整するべきか見やすくするように大きな紙に貼付ける

 

夕方 小川代表と藤井さんに進行報告

 

 

【学んだ事・気づいた事】

 

(1)観察はしたんですが….まさかのCDが壊れており取り込みができませんでした。とりあえず今できることとして観察している写真だけ撮
ってもらいました。後日原さんがデータを取り込みに行ってくれます。

 

(2)昨日話し合った内容を、これからもっと調整する必要が有るので、どういうつながりが新しくできたか見やすいように大きめの紙に貼付けて再構成した。

 

(3)社長と藤井さんに進行状況を報告。これからはもっと見せ方や微調整を考えて行く作業。

 

  **藤井さんがたまたま見つけてくれたエバレットブラウンさんのトークショーがある事を知り、行くしかないので電車の予約をとってもらい、小豆島まで行く事に。

 

エバレットブラウンさんは、世界に日本の伝統が自然と共存した生活をめざす未来のための鍵であることを広めるこのプロジェクトで、たまたま岩野さんのことを調べていて知ったのですが、同じ思考をもっている気がしてやまないので、つながりをつくることはとても大切な事だと思います。


実際に直接会って、ブラウンさんの自然と人間のつながりに関する考え方や、そういったコンセプトを実際作品で表現する上で岩野さんの和紙はどのような効果をもたらしたかなどを聞いてきたいです。そして、草木灰でつくられた奉書を紹介し、ソーダ灰とくらべて実感してもらいたいです。

 

他の作業を怠らないように、明日とあさってを詰めて 文章微調整・写真をできるだけそろえ、英文も合わせて行きたいです。

 

ブラウンさんの紹介(原さんが見つけてきてくれたサイト):http://www.academyhills.com/school/collabo/visionary121010.html

 

岩野さんとの対談:http://magazine.291ma.jp/?p=75

 

20140819ev.jpg

 

 

 

今日の作業風景: (顕微鏡観察)


記事一覧を見る