2014.08.10

文化庁の取組について調べ、いくつかの疑問点をあげる—2014年7月29日インターン生 EDJONA ISMAILI日報より—

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2014年7月29日インターン生 EDJONA ISMAILI日報より—

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目標


  小川社と岩野市兵衛氏の理念を海外の美術館・和や伝統技に関わる施設が魅了されるようにしっかりアピールし、価値を理解してもらう上でそれに見合った使い方をしてもらえるように仕向ける。



  越前和紙を中心に小川社の英語HPをつくる

  伝統を大切にする心・こだわりぬく職人の心から現代の若者が得られるもの・メッセージは何かということへの答えを見いだす。

 


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Todo *お盆終わりまでにする事*


・小川社の理念を、思った事を日々書き留めて行く事で明らかにし、

どう越前和紙につながったのか、なぜ越前和紙なのか、

最終的に言葉で形にできるようにする。


  常に小川社の理念と照らし合わせ、岩野さんが和紙で大事にしているところをまとめる。質問内容などをまとめる。


  ピカソや桂離宮など、岩野ブランドの越前和紙が使われているところを裏とり調査し、なぜそれが重要なのか言葉にする。

  出張中に、写真・ビデオ・インタビューなどの管理をしっかりし、帰ってきたときにまとめられるようにする。

 

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日報

家の用事のため、帰りの電車で疑問点や質問したい事をノートに書き出す

文化庁の重要無形文化財に対する取り組みについて調査

 

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【内容・学んだ事】


そもそもなぜ岩野家の漉く越前奉書を重要無形文化財に指定したのかが気になり、

文化庁(長官:青柳 正規さん)の取り組みについて調べ、疑問点をいくつか挙げた。


  重要無形文化財は、衰亡の恐れがある、日本特有の伝統が息づく工芸技術を高度に体得しているもの。 現在39件が指定されている。

   としているが、その判定基準はどこ?(文部科学省)


なぜ需要がないのに保護をするのか?→伝統を守り、継承


なぜ伝統をそもそも守る事にこだわるのか?

 

助成金200万円を出したり、後継者育成の支援をしたり、文化財保護強調週間をもうける等とあるが、実質的には(岩野家の)技を守るために何をしているのか?

 

なぜ越前からは、越前市の和紙職人の団体として総合認定または保護団体認定ではなく、岩野市兵衛が漉く越前奉書が個別で認定されたのか?

その和紙は他の越前和紙とどこが違って認定されたのか? (価値がありすぎる・使い道がない)


文化庁に行って話を聞く事ができるか調べておく



2014年7月29日インターン生 EDJONA ISMAILI日報より—


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