デッキ内に植樹を植えるケース・・・こんな床下構造もあり???

3月に設計は終えていましたが・・・・その後、ウッドデッキに適していない(通風が悪い、日当たりが悪い、床下の高さがない)環境下でも少しでも改善できる床下構造などの実験をしてました。
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今住んでいる家は・・・通風の面でいうと良くはない。その上、今の環境下でバリアフリー&ウッドデッキをつくるとなると・・・・更に風の抜け道がすくなくなります。そこで、少しでも風通りが良いようこのプロジェクトに加わってくれた弓削さんと小川社のスタッフを中心に考えてくれました。
いよいよ!開始 まずはウッドデッキの解体から
解体を始めると、このウッドデッキへの愛着心は吹っ飛び、新しい暮らし&木材の提案の道にスタートを切れたのですが・・・・この工事が始まるまでは片づけをしながらウジウジ
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「シンボルツリーとして植樹したシマネトリコ・・・・せっかく成長したのに伐採するのか」
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▲私の自宅の仕事部屋から見えるシマネトリコです。締切が迫ると朝方まで仕事をすることもあり、この木をみるとホッとしていました。
「果たして・・・仕事を続けながら・・・できるのだろうか???私の母も含め「絶対に無理」といっています。確かに。しかし、色々な用事や事情が同時並行するのが暮らしです。どれか一個に絞って生活するのはかなり難しい・・・。
まっそんな感じでしたが・・・解体が始まったら、それどころではなく、今後どういった提案をすれば良いのか?スタッフともトークしています。今日は、その中のひとつ「都市型によくあるパターンですが、デッキをくりぬき植樹を残す使い方」について
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▲デッキ板を剥がした状態
このデッキをつくるときに造園屋さんに相談したところ「広葉樹は柔らかい葉が多いので土に還りやすい。よってウッドデッキには向いていない。どちらかというと常緑樹で葉が固い方が良い」とのアドバイスを受けました。
しかし・・・根太と根太絡まった落ち葉は取りにくい(;’∀’)4年前にリノベーションする!と決まったとき主人に「掃除機ノズルが入るくらいの目透かしにしてほしい」
との希望をだしましたが
「小さな子どもが遊ぶ場合、指を挟む可能性がある」
という理由で却下
結局、落ち葉はどんどんウッドデッキの床下に積もりました。縁台の延長くらいなら竹箒で掃けるけど・・・これだけ広いデッキをつくる場合(一般住宅にはあまりないケースですよね。)は、床下掃除がカンタンにできる方法を考えた方が・・
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▲下水の点検の場所のみ、デッキ板を取り外しできるようにつくっています。
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「あのさ・・・こういったやり方も提案したらどうだろうか?畳みたいに湿気がこもれば裏返せるしデッキの床下もカンタンに掃除できるしね。長持ち&メンテのしやすさを考えるとこういうのもありじゃない」
との意見がでてきました。コストはかかりますが、数ある提案のひとつになるのではないかと思います。やっぱメーカーは忙しくてもこういう場をつくらないと・・・机の上での議論になりがち。小川社のイイところはなんでも実験させてくれるとこではないかと思います。
以前、我が家まで見学にきていただいた名古屋の外構屋さんが
「最近の奥様は忙しいので、外構のお掃除をする人が少なくなったですよ。奥様の立場もとってもわかるんですけどね。でも忙しい方に限ってナチュラル嗜好性が強くてね、どういったご提案をすれば、お忙しい方でもナチュラルライフを楽しんでいただけるか???実は私どもも模索中なんですよ。」
といったお話をされていたことを思い出しました。
確かに田舎の人は緑に囲まれた環境にいるので、植栽にこだわる人は少数派ですが、都会の場合は、少しでも植栽を愉しみたいというのが人間の本能かもしれません。私自身も都会⇒田舎に嫁いだのでその気持ちよーくわかります。国産杉×無公害塗料という素材を使うのなら、こういう方法もありかなと思います。
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▲展示会場でも木もちeーデッキ材でつくったブースは、人工的じゃないせいか??メーカーの私どももビックリするくらい・・・この木を触りにくるお客さんで込み合います。
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▲旭化成そらのま展示場でも木もちeーデッキが使われています。このように床下高さがないケースでも、施工方法などを工夫し使われています。
このプロジェクトを通して、「様々な環境下でもご提示できるコト」「地域材及び国産材の普及」「忙しい方でも愉しめるナチュラルライフ」をご提示できれ
ばと思います。(続く)