2014.03.19
まぁ、色々なページを見てやってください。小川耕太郎
「平成11年1月1日から始めるぞ!」妻にそう言って始めた「小川耕太郎∞百合子社」が、おかげさまで15年になりました。
当初は、知人に商品を無理して買っていただいていたような状況でした。皆様の温かい支えをうけ、今では、全国各地に2万件のお客様がいて、毎日スタッフ一同、お問い合わせへの対応、出荷作業、新商品開発研究などと忙しく働いております。ありがとうございます。
初めの頃は、お互いの両親にも手伝ってもらい、広葉樹の葉っぱを拾ってきてはタウンページに挟んで押し花風にし、封筒の裏に貼ってカタログなどをお送りしていたことを思い出します。
▲小川社の会報誌「山SUN通信1号」
当時は、A3用紙に両面コピーし(これも父の古くからの友人の会社にあるコピー機を使わしていただきました)、自分たちで手折りした4ページのカタログです。「よくこんなカタログを堂々とお送りしていたものだ」と
先日も妻と笑いながら話しました。
でも、その時の私達は、訳のわからない熱に執りつかれていて、飛び込みの営業でもお客様への商品説明でも鬼気迫るものがあったのだと思います。今でもその頃のことを思い出すと体が燃え上がってくるような感じになります。
当初から「暮らしと自然をつなぐ」「環境と社会をつなぐ」そういう考えのもと商品をつくるぞ!と意気込み、その理念を反映させの生まれたのが蜜ロウワックスでした。後、木もちe―デッキ、外壁などの商品も生まれました。
ちょっとエラそうにいうと「今、消費者に求められている商品をつくるマーケットインではなく、私共の子どもや孫にも健康な暮らしが続けられるようにするためにはどうすべきか深く考え行動し提案するプロダクトアウトを商品開発・販売の理念においてきたのです」
さて、そんな感じでゆっくり少しずつ成長してきた「小川耕太郎∞百合子社」も今では総勢8名の会社になりました。山SUN通信も16号まで進み、カラーになっています。ホームページも毎年のように分かりやすく更新する努力を続けています。
しかし、社内からは「・・・ちょっと待って!小川社のH.Pって商品の説明はしつこく説明しているけど、小川社の「今」がちょっとわからないよ?」という意見がでてきました。
確かに「理念」を実現するには、これから使っていただくお客様はもちろん、また既に使っていただいているお客様とのコミュニケーションが大切です。
そこで妻とスタッフが「蜜ロウワックスニュース」というサイトを製作しました。このサイトはわかりやすく見ていただけるようスマートフォン対応にしています。ここのサイトは小川社からの情報発信だけではなく、小川社のお客様の情報発信の場もつくりました。お客様の展示会情報だけでなくその会社が大切にしていることや取り組みまで発信していこうと思います。
まぁ、色々なページを見てやってください。また、観づらい点がございましたら、どしどしご要望をお伝えくださいませ。
私の方は、相変わらずのアナログ・イケイケ人間のままで、世のITの流れに逆行して、益々「手作り」、「職人」、「伝統」、「和」などのキーワードの元、人と会うことに専念しております。
しばらくの間(約2年ほど)新商品を出しておりませんが、早く新しい取り組みを始めて、行商や飛び込み営業なども復活させようかと考えております。どこかで唐草模様の風呂敷を抱えた私を見つけた方は、
お声をかけてください。それでは、今後ともよろしくお願い致します。 (小川耕太郎)