2021.06.15

お掃除から考えるペットの幸せ

猫と暮らしているわたし。
この小さな体の相棒がいる環境でも安心して使えると知り、お掃除の際にはミストデワックスを重宝しています。

 

喘息持ちで少し肺が弱いこの子のために、与えるフードや部屋の温度など様々気にするようにしていたものの、盲点だったのは「空気」でした。

「安全」の基準は人間の大人?

たとえば床のお掃除に化学物質が含まれた洗剤を使ったとしましょう。もちろんメーカーさんが様々なテストを行い、人体に害のないレベルのものを作っていますが、その「安全」の基準は人間の大人ということが多いのです。

図を見るとわかるように、汚染された空気は床に近い部分にたまり、小さなお子さんやペットが活動するエリアの空気はより汚染の濃度が高い事がわかります。

これは気がつかなかった…。
体が小さいペットや子どもは影響も受けやすいため、より気をつけてあげたい存在です。

食品にも使われる原料だけで作られたミストデワックス

ミストデワックスの原料は、①アルカリ水、②一番絞りごエゴマ油、③未晒し蜜ロウ だけ。全て食品に使われるもので、ペットにも安心。気がついた時にシュッシュと吹きかけて拭き取るだけでしっかり汚れがとれて簡単です。

 

犬や猫たちが遊び回る環境はもちろん、万が一口に入ってしまっても害がないので、細かい事も気にせずお掃除ができます。

ペットたちの幸せ

日本では3世帯に1世帯が何かしらのペットを飼っているといわれており、近年ではペットの食べるものや健康に配慮する人も増えてきたように思います。

 

暮らす環境が快適で身体の状態もよければ、きっとペットも幸せなはず。(喋ってくれないので憶測だけれど…)
ペットたちが元気に長生きしてくれるように、目に見えない部分にも少し気を遣ってあげたいなと思うこの頃です。

保護猫・保護犬という選択肢

日本ではペットを飼うにあたって、個体をペットショップで購入したという人の割合は、犬の場合 56.2%、猫の場合 22.4%なのだそうです。
(一般社団法人ペットフード協会(2020年度)調査より)

 

ペットショップが必ずしも悪ということではないとは思うのですが、幼すぎる生体の販売や無理な繁殖、そして売れ残ったり病気になってしまった動物たちの処分など問題が指摘されています。
日本で毎年何万匹もの犬や猫が殺処分されている現状を踏まえると、里親募集のマッチングサイトを使ったり、保護活動を行っている団体から引き取るなどの選択肢について考える人が増えるといいなと願っています。

偶然のご縁でうちに来ることになったこの猫も、猫の保護活動をおこなっているシェルターから引き取った子。
ペットがいる暮らしを考えたとき、人間の幸せとともにペットの幸せについても、少し踏み込んで考えられると良いなぁと思っています。

動物福祉をめぐる様々な活動

近年では、日本においても「動物福祉」に関して発信している著名人の方たちの活動が目立つようになりました。「動物福祉」というのはまだ耳慣れないことばかもしれませんが、人間が動物に与える痛みや苦痛を最小限に抑え、動物の心理的幸福を実現するという考え方です。ペットをはじめ、家畜動物や野生動物など広くを対象とし、「アニマルウェルフェア」とカタカナで表されることも多いです。

この動画は、杉本彩さんが理事長を務める公益財団法人動物環境・福祉協会Evaによる、二階堂ふみさんと松島花さんの対談です。
お二人ともそれぞれが動物をめぐる環境について勉強され、積極的に活動・発信されています。

時代をさかのぼれば、フランス出身の大女優 ブリジッド・バルドーやジェーン・バーキンも動物愛護運動家としても有名。ファッション業界に動物を尊重した倫理的配慮を促すほどの影響力を持ちました。 

まずは身近なところから

例えば今日からミストデワックスをお掃除につかい始めても、ただちにペットが幸せになったり命が救われるというわけではもちろんありませんが、身近にいるペットたちの健康を考えることで、実は生活する私たち人間の健康にも、製品をつくる工場で働く人の健康にも繋がっていきます。

 

さまざまある社会問題を全て考慮しながら暮らすのは大変なことですが、すぐそばにあるもののその先を、たまに立ち止まって考えてみたいなあと思っています。

(文 : 本澤結香)
尾鷲市九鬼町にある書店「トンガ坂文庫」店主。長野県松本市出身。大学進学を機に上京の後、2017年に尾鷲市に移住。2018年に古本と新刊本を扱うトンガ坂文庫をオープンした。

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