2023.09.21
無垢のレジカウンターのお手入れ
「無垢のレジカウンターのお手入れをしたい」
先日、地元のお洋服屋さんから
「店内でつかっていた無垢材のレジカウンターのお手入れをしたい!」からお問合せがありました。なにやらリニューアルするため、大掃除をしているとのこと。
無垢のレジカウンターについてヒアリングしたところ、素材は「パイン材」で「無塗装」の状態で13年~14年使っていたそうです。現在の状況を動画で送ってくれました。
・木目の摩耗により白化している箇所がある
・レジカウンターなので汚れは酷くない。
・無塗装
ざっと動画をみたところ、そんなに目立った汚れもないのでこれならすぐにリセットできます!とお答えしました。リセットするのに「塗りなおしメンテナンスセット300」をご購入いただきました。
まずは汚れ落とし
まずは、「水で10倍に希釈したミストデワックス」と「耐水性サンドペーパー320番」をつかって汚れを落とします。耐水性サンドペーパー320番を使う目的は、削ることではありません。木の表面の凹だ部分の汚れを浮き出すためにつかいます。力を入れずになでるようにつかうと垢のような汚れがでてきます。
乾いたら、蜜ロウワックスを塗る
汚れ落としをし一日後に蜜ロウワックスを塗ります。
お手入れ完了
14年間使い続けたレジカウンター。無垢のお手入れは初めてのお手入れということでしたが、見違えるほどいい感じになったとのご連絡をいただきました。無垢材の良さは自分で手入れができることです。そのためには、塗装は「自然塗料」をおススメします。
14年の風格も感じるレジカウンター!これから先も大切にお使いください。
「塗りなおしメンテナンスセット」使い方サポート
小川耕太郎∞百合子社では「ものと永くつきあう愉しさ」をお伝えしています。無垢材のフローリングや家具をメンテナンスしたいけど・・・・できるかな?と不安がある方はお気軽にご相談ください。