2020.02.27

2020年2月19日付 紀勢新聞『登山道整備の道具を寄付』

2020219日 紀勢新聞

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2020年2月19日付 紀勢新聞より転載

登山道整備の道具を寄付小川社 今年も尾鷲藪漕隊に

 

自然素材を生かした蜜ロウワックスや木材加工品などを販売する尾鷲市賀田町の小川耕太郎∞百合子社は17日、ボランティアで登山道の整備などに取り組む「尾鷲藪漕隊(オワセヤブギタイ)」に、活動に必要な道具などを寄付した。

 

 

 

同社は毎年売上の0.3%を植林や地域活動、災害復興に寄付している。毎年総額50から60万円となり、本年度(6月決算)は宮之上小学校の森林体験プログラムに自動用の作業用つなぎと地下足袋を寄付。12年目になる市有林の苗木などの購入費の寄付も今月に予定されている。

 

 

 

今回贈ったのは、雑木を刈る鉈(ナタ)や鎌やノコギリ、樹木用識別テープ、草刈り機防護面、混合ガソリンなど11名目16点(総額33千円相当)。3回目の寄付になり、今回で尾鷲藪漕隊には約16万相当の道具などを贈ったことになる。

 

 

 

同社で贈呈式があり、小川百合子取締役から目録を贈呈。尾鷲藪漕ぎ隊からは隊長の内田佳和さんと林勝廣さん、木許勝弘さんの3人が出席した。

 

 

 

尾鷲藪漕隊は市街地を囲む尾根伝いの登山道「尾鷲トレイユ」の整備にとどまらず、九鬼や三木浦の道普請にも労力を注いでいる。

小川取締役は「継続して、色々な人が加わっており、今後も活躍を広げてほしい」と期待。内山さんは「ご支援いただいてものすごく助かっている。道普請をお願いされた所をいただいた氣材で整備していけるので感謝している」と喜んだ

 

 

 

 

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