この特集の面白い点は、木の家に詳しい設計士アトリエヌックの勝見紀子さんが具体的なお話をされ、それが見やすいレイアウト記事になっているところだと思います。これから家を建てる人の視点からみたタイトルはとてもわかりやすく、自然素材の家への導入口になると思いました。

「自然素材の家を建てようかな？」と検討される施主様の疑問や不安を設計士の勝見さんがポイントを絞りアドバイスしています。

Q.無垢材で建てるメリットって何ですか？?A.無垢材で建てる家３つのポイント

Q.自然素材の家って本当に大変ですか??A.メンテナンスを楽にする２つのポイント　

Q.どうしても高コストのイメージがありますがコストダウンの方法はありますか？?A.トータル的なコストを下げる３つのポイント

話しが変わりますが、もう、20年前になるかな？勝見さんが独立される前に建築関係の合宿でお会いした事があります。当時、出会った方々がみな立派な先生になられております。また、2代目も立派に成長され、最近は二代目とお付き合いいただくことも多くなりました。合宿以来、勝見さんとはお会いしたことはないですが、この記事をよむと子育てと設計の仕事を通して相互しあうものがあったのかなと思いました。単なるQ＆Aとは違い、暮らし全般を視野にいれたわかりやすいアドバイスが良かったです。

子育てや介護の経験は、仕事の幅を拡げる！と言い切りたいですが、、、

現実は毎日家がグチャグチャで（汗）、自分の時間が全くなく分刻みの時期もあり、ドライヤーで髪を乾かす時間すらないので、そりゃ–大変です。だから「大丈夫」とは言い切れません。

しかし、わざわざ「暮らし」と「仕事」をビッシリわけなくても、相互しあうものとザックリ受け止めれば、大きな喜びや気づきもあると思います。

まっ、「素」「敵」とかいて素敵と読むくらいなので、結婚生活に限らず、人は「難」を通して『自我（自分が考える「自分」）』⇔『自己（自分と他人を通しての「自分」）』自我と自己を交互しながら、成長していくものなのかな？と思いました。

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