2019.06.19

『2019年6月19日付 中日新聞—草刈やロープワークに 尾鷲の販売会社 児童に作業着などを贈る』

20190723_cyunichi.jpg2019619日付 中日新聞より以下転載

 

尾鷲市賀田町の自然製品販売会社「小川耕太郎∞百合子社」は18日、市が初めて企画した森林体験プログラムに参加する同市宮之上小学校3年生14名に、市を通じて作業着と地下足袋を贈った。

 

 

プロジェクトが「僕らのあそび場づくり  山育・木育・おわせ行く」と題し、子ども達に地元の豊かな自然の楽しさや魅力に気づいてもらおうと、5回開く。同市向井にある熊野古道・八鬼山登り口付近の市有林で間伐林について学び、草刈りや三重大生とともにロープワークなどを体験する。今月20日に一回目を開き、十月まで毎月実施する。同市堺町で子どもを対象にした自然体験塾「放課後寺子屋」を開く森田渉さん(43)らが指導役を務める。

 

 

 

同社は、自然由来の塗料や内装材を販売していることから「自然環境に与えたダメージの復旧するため」として、年間売上の0.3%を森林整備に取り組む団体などへ寄付をつづけている。今回のプロジェクトに共感し、子ども達に使ってもらうため、市に作業着と地下足袋を寄贈することにした。

 

 

寄贈式で同社の小川耕太郎代表(57)が「子ども達には寄贈品を着て、自然を楽しんでほしい」と話すと、市制作調整課おわせ魅力発信担当の芝山有朋調査監は「協力していただいありがたく心強い」と感謝を述べた。

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