2020.01.25

2019年7月3日付 南海日々 『枝打ちや輪切り体験 宮之上小3年生 木育プロジェクト』

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枝打ちや輪切り体験

宮之上小3年生 木育プロジェクト

—-以下201975日付 南海日日より転載—-

 

尾鷲市の森林体験プログラ「僕らのあそび場づくり山育・木育・おわせ行く」プロジェクトの第二回目実習が4日にあり、宮之上小学校(西恵美子校長 107人)の三年生14人が間伐の必要性や鋸の使い方を学んだ。


悪天のため会場を八鬼山市有林(同市南浦)から同校に変更。児童らは良質に育っているヒノキを大きくするため、光や風がいきわたるスペースをつくる間伐が重要になると学び、間伐の枝打ちや輪切りを体験した。

講師はプロジェクトの世話人森田渉さん(43)と市水産農林課の千種正則さん(47)が務め、協力団体の小川耕太郎∞百合子社、尾鷲藪漕隊、三重大学※自然環境リテラシークラブ、市職員らが協力した。

 

 

児童らは千種さんの講義の後、二班に分かれて順番に直径8センチのヒノキをのこぎりで切ってコースターを作成。東谷咲花さん(9)は「のこぎりを使うのは初めて。ヒノキは堅くてまっすぐに切るのが難しかった。ジュースを飲むときにコップを置きたい」と話していた。

 

同プロジェクトは、日本農業遺産に認定されている八鬼山の市有林を舞台に、子ども達が遊び場(アスレチック場)づくりを体験し、自然で遊ぶ喜びうぃ感じ、自己肯定感を高める目的で実施。本年度は同校3年生が全5回のカリキュラムを体験する。

次回は827日に三重大環境リテラシー講座と連携してロープワークなどを学ぶ。

 

 

※自然環境リテラシーとは(三重大学H.Pより抜粋 https://syllabus.mie-u.ac.jp/?action=display&id=23589 )

「豊かな自然環境を総合的に理解する能力」,「自然環境に関する知識、教養を得て、それを活用する能力」,「自然環境が私達に与える影響を理解し、私達が自然環境に与える影響を理解する能力」「三重の自然環境や資源について広い知識を活用して,国内外の訪問者に,魅力の発信,環境を楽しみ,守り,持続的に保護していく,責任のある行動をとれる能力」のことである。

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