2019.05.07
外構プロダクトデザインの奥深さにワクワク。
メチャ濃密な1日でした。昨日は小林建設さまの感謝祭に出展後、こっちの友人と宇田川カフェを手がける大谷さんの店
ボヘミアカフェ で食事をしました。
▲ボヘミアンcafeの外構
外スペース面積を多くとったアウトリビング型スペースは、外国の方でいっぱいで、仕事柄、屋外用のソファー素材ってどんなものが人気なのか?気になっていました。ゆったりくつろげるよう外構用のソファーがおかれ、玄関までの通路はエスニックなタイルが貼られていました。外国人のお客様が多く、渋谷なのに海外のリゾート地にきたかのような感じです。
店内の照明もかなり抑えめで、中東の照明器具が沢山。
翌日は仕事で リビングデザインセンターozene の企画展「外構から始まる住まいづくり」 の展示会に顔をだし、打ち合わせをしてきました。
打ち合わせ後、オリンピックに向け『ジャパンブルー』をコンセプトにした徳島の産業技術のPRブースに伺うと…
『光学』を切り口にした素晴らしい技術に感動。どれもこれからの外構デザインにも使われるだろうと思うものばかり。
世界のLDKの半数以上が徳島生産だそうで、その技術の商品展開がメチャ素晴らしかったです。
***マイベスト3***
(1)スチールパイプに加工できる
スチールパイプの丸まま、様々な加工ができる鐵工所さんは、LDK×藍×鐵工所加工技術で屋外用の照明技術を用いたモダンなサイン看板を提案。
(2)LDKの光を応用した防虫
光に集まる虫の習性をいかし、ハエや蚊の虫を集める忌避道具!牛舎で防虫剤を使いすぎると母乳に影響がでることから発案された技だそうです。商品テストも牛舎でされていることから、防虫力の高さは素晴らしく、アウトリビングカフェや海外のホテル(海外はハエが多い!)にもつかえる技術でした。
(3)もう一つは、絵の具のように光の色を調合できるLDK技術。
小川社くらいの小さな事業所の技で、照明カバーーに色フイルムを入れるのではなく、光のパレットで色を調合できる技!
ボヘミアカフェでお喋りした流れで、ぼんやり外構デザインの幅広さを実感した1日でした。外構商品は異分野との共同開発も多く、その技術と商品展開にむけた発想力にワクワクしました。
また、東京オリンピック開催に向けて、藍をつかった、技術開発がスゴイ。徳島の藍をつかった染め。一つは木に(藍のフローリングやドア)。
もう一つは金属に。これからの時代、高級車はジャパンブルーの車がでてくるかな外構は、異分野との協働開発が多いのでプロダクトデザインにワクワク
改めて日本の技術に感動。もっと外構デザインの勉強をしたいなぁーと思いました。さてさて尾鷲へ帰ります。(小川百合子)