2019.05.07
長門おもちゃ美術館へいってきました。
祖母の一回忌があり山口県長門市へいっていたので、道中で長門市の木育をコンセプトにおいた長門おもちゃ美術館へいってきました。設計は、長門の製材所シンラテックス様と大阪の設計事務所様のコラボだそうです。元々販売用テナント店舗だったスペースをリノベーションされ、エントランスはお寺の斗組のように9cm角の材を加工して積んでいます。伝統工法を鉄骨倉庫のリノベに使うところはすごいなぁとおもいました。
長門市は森の6割がシイノキ、タブ、クス、センダン、クスノキ、ケヤキ、サクラ、ナラなど天然の雑木山で、約3割がスギだとか。室内に並ぶ300本の丸柱のアーチは、長門の森に生息する11種類の木でできています。
▲木のカマクラ
美術館内は「木の回路」があり、長門の雑木山をイメージしたアーチ、スギのカマクラ、スギのキッズクライミング、こまのや、木のトンネル
▲最近、インスタでバズーカした元乃隅神社をイメージした通路
▲長門の木「シイ材のウッドデッキ」
細部にわてりユニークな木づかいで作られた美術館でした。
設計は、長門の製材所シンラテックス様と大阪の設計事務所様のコラボだとか。今年2月に東京ビックサイトで開催された「モクコレ2019」でシイラテックス様とお会いしたばかりでしたので、勝手に親近感をもちました。
美術館内はおばあちゃんやプレママandパパ達が孫や子供達とすごす多世代交流の場という感じでとてもいい雰囲気♪
まさに木育の普及を目的とする社会貢献型の美術館でした。
次に、長門玩具美術館のもう一つの目玉?(^o^)/日本初!キッズ用
ウッド遊覧船にのりました。遊び心溢れる設計にワクワクドキドキ!
▲遊覧船内の席と玩具で遊べるキッズスペースの空間をしきる格子は「赤」と「黄色」ここにキッズ用の船長制服がかかっており、子ども達が着替えることができます。サイズも大中小と3つそろっているとこをも素晴らしい
▲遊覧船の窓は木製窓枠でリノベーション。ウッドカウンターには木のおもちゃが置いてあり、自由に遊べます。
遊覧船ではたくさんおお子様が乗車してたので、写真はこれくらいしかありませんが、絵本にでてくるような内装でした。
最後に、#木育 をコンセプトにした素敵な「木のおもちゃ」!ほんの一部ですが御紹介します。
▲新緑の積み木
秋になると、、、、
▲長門といえば鯨 くじらの玩具
蜜ロウワックスのお客様でもあるKUMINOさまの積み木!
この積木の良さは、一つのパーツしかないのに、色々なカタチを創造できる点です。
これぞ、オモチャの原点!クミノ工房 さんは、
滋賀県立大学で森林生態学を学び、一般企業で10年間システム開発に従事した後に森林に関係する仕事をしようと退職し、テクノカレッジ米原 木造建築科で学ばれ後、工房を設立されたという経歴も方です。
子供たちが夢中になって自分で工夫しながらオモチャで遊んでいる姿を見ていると、木育の奥深さを実感しました。
木育とは、2004年に北海道で生まれたことばです。
その後、2006年に「森林・林業基本計画」の中で閣議決定されたことばでもあります。詳細