2021/02/10
【19期】ネーチャートレイルを整備するボランティア団体「尾鷲薮漕隊」活動記録一覧(2019-2020)
ネーチャートレイルという道旅
自然の中をのんびりと歩く散策コースを設定し、案内板や樹名板・ガイドブックなどを利用して手軽に自然に触れあえることができる散策路のことを「ネイチャートレイル」と呼ばれています。地域の自然と歴史や文化などはツナガッていることから、地域の自然と文化を満喫できることから、アメリカやヨーロッパでは、ネーチャートレイルづくりは根強い人気だそうです。
自然の中にできた道筋、または古人達が自然の中で暮らす道路として使っていた道は「登山道」を意味することもあり、
長距離にわたって歩くことができる道旅は「ロングトレイル」と呼ばれ、欧米でスポーツとしても人気があります。
尾鷲藪漕隊とは

尾鷲藪漕隊とは、この地域のネーチャートレイルを整備するボランティア団体です。設立当初は、尾鷲トレイル(尾鷲の町をかこむ山々を尾根伝いに歩くロングトレイル)猪ノ鼻水平動→行野浦の弁天神社まで全長37.7キロ)の道普請の実行を目的に、2012年に結成しました。
主に地名の調査や道標の設置、薮や倒木の整備、土留など山道整備などに取り組んでいます。
尾鷲トレイルに挑戦するアスリート達


じんわりひろまった「尾鷲トレイル」の裏部隊(2019年度)
2012年に結成した「尾鷲薮漕隊」の活動はSNSなどでもアップされており、エネルギッシュな活動に頭が下がる想いですが、みなさん「大人の遠足」という感じで楽しそうなチームワークがこの団体の魅力の一つかとおもいます。尾鷲薮漕隊の山道整備活動の一部をご紹介させていただきます。

尾鷲トレイル0/37地点からすぐのところを刈り取る。
ここ数年は、尾鷲トレイルや天狗山近辺を超え、三木浦の遊歩道(頼母、元盛松)、九鬼遊歩道(オハイ海岸 他)、賀田(亥谷山、三木里(野鳥の小径)他、尾鷲浦々の山道を整備し、この地域の新たな魅力を惹きだしています。
尾鷲薮漕隊さんの2020年から2021年までの活動の一部をご紹介させていただきます。




人と自然と産業の心地よい循環を目指す小川耕太郎∞百合子社では、ネーチャートレイル(サスティナブルトレイル)の整備活動をするボランティア団体「尾鷲薮漕隊」へ、ソーシャルコストの還元として整備備品道具を寄付しています。

【ソーシャルコスト(社会コスト)について】
https://mitsurouwax.com/about/social_action/
小川耕太郎∞百合子社は、"持続可能な社会"の実現を第一に考え、製品の企画・生産・販売を行っています。
ゴミやCO2を排出して自然や環境に負荷をかけていることも事実です。そこで、自然と産業と人の輪を健全に維持するために、
設立当初から【社会コスト】にできるだけの責任を持つという考えを導入し、利益・売上げの一部を使って自然や環境に与えたダメージを再生する費用として、1998〜2006年までは利益があった年に利益の5%を、2007年からは毎年利益の有無に関わらず売上げの0.3%を計上し、寄付や実践的活動を行ってきました。
ソーシャルコスト(社会コスト)に対応できているのは、お買い上げいただいた皆様のおかげと感謝しております。物をつくり販売する者の責務として未来を見据え、これからも幅広い活動をして行きます。