木の住まい
2021/02/17
ぐるぐる廻る恩恵に支えられ、生産ができる、蜜ロウワックス。
©Markus Brain
最近の中村養蜂所さんのお仕事は、みつばちと共に梅農家の受粉のお手伝いにいく事多く、また、この時期の養蜂家は、次々に子どもが誕生するため、ミツバチの巣箱を増やしたり、お掃除したり、なにかと準備に忙しい時期です。
©Markus Brain
そして、ミツバチ達も生まれてくる子供達のために、花の蜜をあつめたり、花粉を集めたり、食料確保のために働きます。
大家族のミツバチは、誰かが、花の蜜が多く出ている場所を見つけたら、?ダンスを踊り、蜜の場所を教えてみんなで情報共有してとりにいきます。
とても賢いのは、全ての蜜を取らないことです。
もちろん、花にとっても蜜が必要です。
ミツバチはそんな大切なメッセージを誰に教わったのか?と思うのは人間だけで、自然の中で生きる生物にとっては、当たり前のことのようです。
蜜ロウワックスの原料『蜜蝋』は、春に向けてミツバチ達が準備した巣が過剰なとき『無駄巣』がでます。それらを利用して初めて安定して製造できます。
蜜ロウワックスは、パートナーシップの中村養蜂場さんや、荏胡麻油の製造されている太田油脂さんのおかげではじめて製造することができます。
©小川耕太郎