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週刊わっ!

2019/05/21

嬉しさを映し出す谷 Cinema Valley、土地の力をひきだす設計の仕事

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ゆるやかな坂道を下り
その先にこの森がひろがっている。




コナラ、クロモジをはじめ

多様な樹々がのびやかに生息する。
鳥取県大山(ダイセン)の山麓の谷に
位置する静かな森。




施主のかずぅさんは

この森に訪れただけで
心穏やかになるような

空間をつくりたいと願った。




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しらいし設計室の遠藤さんは、

元々、外構の仕事をされていたせいか

その土地にピンときた施主の直観を

丁寧に読み解き、

土地の魅力を惹き出す仕事をされる。

 



「鳥や虫や樹々。

森の生態に敬意や注意を払いつつ

建物を建てる、

というよりは

そっと木箱をおく

そんなイメージでした。

(談:しらいし設計室・遠藤さま)




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---大山(ダイセン)にくれば全てが調う---

西日本最大級のブナ林が

育んだ清らかな水は

周辺の生物と麓に住む人々を

潤すだけでなく

海にまで流れ込み

豊富な海産物をうみだす。

大山火山灰を含んだ土壌は

有機物を多く含んだ黒々した土だ。

そんな土で育んだ野菜を

薪でコトコト煮込んだ

森のスープ屋の店名は

Cinema Valley(シネマバレイ)」。

嬉しさを映し出す谷という意味をもつ。




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住む人の想いや自然の力を

できるだけシンプルに

つつましくも

満たされた空間を生みだす。




しらいし設計室さんの仕事は

とても細やかで

目に見えにくい地形の

把握からはじまる。

 



678坪の森の中の

下水排水に無理のない道路の近くの場所に

10(建坪)少々の建物を建てる。




森の風情をいかす事と

限られた予算から

只々考えて手を下されました。



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あえて道路側には玄関側をつけず


車を停めたお客様は森の方からはいる。


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赤身の杉材にウッドロングエコ

塗布した木箱のような外観が

CinemaValleyだ。

 高基礎で少し持ち上げられた

店内にはいると、、、


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木のぬくもりと

木漏れ日の陰翳が




店内に映し出される。

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道路沿いの窓は

腰壁より高い位置にある。

店内の椅子に腰をかけると

道路の存在が和らぎ

のびやかな樹木が目に入る。




また、道路側からみると

建物の両側に開けられた窓を通して

森の緑が目に入る。




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オススメは窓側の席。

店からみえる樹々を

できるだけ残しつつ整備をされ

窓からみえる景色は

映画のワンシーンのようだ。


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週替わりで届く元のお野菜を

つかったスープ。


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驚くことに
店主のかずぅさんは

野菜の指定を一切しない。

「スープをつくりながら

思い浮かべるのは

生産者さんの顔です。

信頼する生産者さんにたのむからこそ

どんな野菜かはこだわりません。

信頼する人がつくった

野菜だからこそ

心を込めてスープづくりが

できます。(談:cinemavalley かずぅさま」

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季節の恵みをいただく

一期一会のスープ。


 

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薪が燃える音と



お湯が沸く音が

やわらかく響く。


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大山(ダイセン)

1936年(昭和11年)に

国立公園に指定された。

その後1963年(昭和38年)に

蒜山地域、隠岐島、島根半島、

三瓶山地域が追加指定され

現在の「大山隠岐国立公園」となったそうだ。

 

 

201361日『大山環境宣言』が

採択される。

 

 

全国に先駆けて官民一体で、
頂上保護や美化活動に

取り組んできた山でもある。

 

 

その代表的な取組みが

「一木一石運動」。

 

 

1980年代当時、

オーバーユースにより

裸地状態だった頂上を、

大山を愛する人たちが行動を起こし、

現在のような頂上一面に

緑を蘇らせたという。

地域の自然と共に暮らしてきた

設計士さんだからこそ

施主のかずぅさん想いを

形に描けたのではないかと思った。

 


 

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[ウッドロングエコと人 N0.13] 

「嬉しさを映し出す谷 Cinema Valley、土地の力をひきだす設計の仕事」

(文:小川耕太郎∞百合子社 小川百合子)



[お知らせ] しらいし設計室さまよりお知らせです♪

『森のスープ屋の夜』 

この秋(2019年10月14日)より、この森の中に一日一組限定の宿としてOPENされます。

ただいま絶賛工事中です。  ◇詳細・ご予約:http://cinemavalley.net/










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