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産業を後世へプロジェクト

2014/10/24

桂離宮の茶室に使われた 襖紙を 再現する

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2012年4月25日、薄藍の漉きかえしが始まる。
4月26日、漉きかえした和紙の乾燥工程。


朝6:00くらいから漉きかえした紙の乾燥工程が始まりました。漉きかえしの時に「予定より濃い色になったな」と思っていたとおりやはり少し濃い目だ。

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光の入り具合によってこのように薄く見える時もあるのだが、少し心配。

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でも、乾燥工程を経てみると、少し色が薄くなった。手前が乾燥前。右が乾燥後。ほっとした。

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この後、乾燥の終わった18枚だけ検品してもらう。妥協を許さない検品作業。

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これで3色の奉書がそろった。この色幅なら現代の需要に対応できると思う。 4年前に漉いていただいた「濃藍」が   ↓ これなので、まあまあのバランスかな?

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先代・岩野市兵衛氏の紙はピカソが使っていたというから、小川社がこのような仕事をさせていただくなんて、ありえないことではないと思っている。



これで「濃藍」(約40枚)、「薄藍」(約100枚)、「草木灰奉書」(200枚)の3種類が揃った。(草木灰奉書も200枚もらってきました。)これから本格的に和紙の販売にも力を入れなくてはいけない。



ちなみに、「草木灰奉書」用の灰が手に入らなくなり、あと1回漉いたらもう漉けなくなるそうです。大変なことです。あと1回分って何枚できるのだろうか?放っておいたら「草木灰奉書」がなくなってしまいます。約300年にわたり(9代)受け継がれてきた岩野家の技術。パブロ・ピカソは8代目の岩野氏の奉書を使っていたのだ。芸術家はすぐれた職人に支えられている。(文:小川耕太郎)

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9代目岩野市兵衛が漉く 草木灰越前生漉奉書(くさきばい えちぜん きずき ほうしょ)H.P

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