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週刊わっ!

2014/08/09

[おもてなし] [表裏なし]---2014年7月22日インターン生 EDJONA ISMAILI日報より---

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7月22日 日報 インターン1日目 残り40日 
小川耕太郎∞百合子社 インターン生 EDJONA ISMAILI



■■目標■■
小川社と岩野市兵衛氏の理念を海外の美術館・和や伝統技に関わる施設が魅了されるようにしっかりアピールし、価値を理解してもらう上でそれに見合った使い方をしてもらえるように仕向ける。

 

越前和紙を中心に小川社の英語HPをつくる


伝統を大切にする心・こだわりぬく職人の心から現代の若者が得られるもの・メッセージは何かということへの答えを見いだす。



■■Todo *お盆終わりまでにする事*■■

・小川社の理念を、思った事を日々書き留めて行く事で明らかにし、どう越前和紙につながったのか、なぜ越前和紙なのか、最終的に言葉で形にできるようにする。

  常に小川社の理念と照らし合わせ、岩野さんが和紙で大事にしているところをまとめる。質問内容などをまとめる。

  ピカソや桂離宮など、岩野ブランドの越前和紙が使われているところを裏とり調査し、なぜそれが重要なのか言葉にする。

  出張中に、写真・ビデオ・インタビューなどの管理をしっかりし、帰ってきたときにまとめられるようにする。

 

■スケジュール■

8:00−8:15   掃除

8:15−8:30   打ち合わせ

8:30−12:00  社長に会社の成り立ちの経緯を話してもらう。

12:00−13:00 昼食

13:00−17:00 どういう路線で行くか、ブレインストーミング

17:00−17:30 初回モニタリング



=======どういう路線でアプローチしていくか??「伝統とは」======


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入り口は、「伝統」とは何かということ。朝の話で頭がいっぱいいっぱいで、

まだ越前奉書にたどり着いていなかったので、どう入って行けばいいか分からなかった。


でも伝統技術で作る草木灰 越前生漉き奉書を、小川社が売るという事なので、

伝統について思うところをとりあえず出せるだけ出してみよう!

ということで、原さんと話しながらポストイットを貼って行った。



伝統って何? 

古いだけではない。

その地域・社会・国に昔からあり、受け継がれているもので、今もその伝統を通してその地域の精神が息づいているもの。



では例えば火は伝統なのか?というと火自体はそうではなく、火は人間が生きる上で欠かせないもの。そこに昔から代々伝わり、その地域特有の、特徴的な火の起こし方があるとすればそれは伝統になる。


伝統とは、宗教にも結びついており、例えば日本は神道や禅。そして宗教は心のよりどころ。結局は伝統は心の豊かさにつながるものだと思う。でも、宗教に入ってしまうと、ちょっと小川社のそれとずれてくると思うのでここら辺でおいてお

 


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他の文化と比較して見る日本の伝統とは?

 ヨーロッパは、合理的。派手であればあるほど価値がある。 

日本は、繊細。どれだけ細かいところにこだわり、それでもってシンプルか。

日本はもともと自然を大事にしていた。



「もったいない」、海外にはない言葉。

自然を大事にする日本の精神が生きたコトバ。でも近代化が進み、

ヨーロッパの効率重視の技術が入ってきてからは質よりも便利さ、早さが重視されるようになり、物質的な豊かさはあっても日本特有の質的にいいもの・こだわりのあるものが

失われて行ったと思える。



特に「おもてなし」のような文化はヨーロッパでは見られない。

おもてなしは、相手を思いやる気持ちで、調べると「表裏なし」にかかる。

納得した。



私はこれを、利益を求めない、まっすぐな姿勢で相手を思いやることだととらえている。

これはヨーロッパのサービスとは明らかに違う。



というのは、ヨーロッパのサービスは、チップ制なども普遍的に導入されていて、

明らかに利益を考えた上での接客を行っている。

私は日本のコンビニなどでの単純な「ありがとうございました」とか「いらっしゃいませ」も、

そういう、店員は当たり前だと思ってやっているけど無意識に相手を思いやり

その人の存在を尊重していていいなと思っていたが・・・

原さんはマニュアル通りすぎて心がこもっていないと言った。そう言われればそうだと思い、

その理由をたどってくと、近代化・欧米化によって、利益が優先される社会になっていき、

古来からの当たり前の日本風の相手の思いやりのカタチとしてあるはずの

コンビニの「おもてなし」が、「表裏なし」にかかっていない。と思った。



表では敬意を示し、裏では、相手の事は全く見ておらず利益しかみていない。

だから、豊かさがないし、そもそも人間として共存するための

精神的な基盤の路線があるべきところからずれている。

 


まだ日本には「表裏なし」の「おもてなし」はいっぱい残っているけど、

コンビニの例から見るようにこれは減ってきている。

これを守って行く事が、この越前奉書の企画のひとつの基盤だと思った。

 



これから、「おもてなし」と岩野さんの漉く越前奉書、

そしてそれを守って行こうと決めた小川社を結びつけるための調査が必要となってくる                      

                    小川耕太郎∞百合子社 インターン生 EDJONA ISMAILI


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▲桂離宮 茶室 松琴亭の襖紙につかわれている奉書  

  藍、白ともに岩野市兵衛が漉いた奉書を使用



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▲[九代目岩野市兵衛が漉く 草木灰越前生漉奉書を海外へ売り込め]のメンバー

上:小川耕太郎 Koutrarou Ogawa 有限会社小川耕太郎∞百合子社の代表/左:原 吉輝 Youshiki Hara 半年前に尾鷲へ移住し、6月より小川社のスタッフの一員となる/右:EDJONA ISMAILI インターン生

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