小川耕太郎百合子社

蜜ロウワックス体験談のご紹介

カラダを壊してから「食」だけでなく「暮らし全体」をチェンジしました--野菜cafe廻--

 

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2010年より、栃木県日光市でcaféを営んでいる「野菜café 廻(めぐり)」さんは、ビーガン料理(乳製品やハチミツなどの食品も一切とらないベジタリアン、また食用以外の動物(革や毛皮製品など)の利用も避ける考え方の元につくられた料理)を提供されています。

 

 

廻さんは「食事」だけでなく「フェアートレード商品」の販売もされており、時には「リアル政治café」と銘打ち、café以外のメンバーともチームを組み、「幸せの経済学」「パワートゥ ザ ピープル」「オキュパイラブ」などローカルゼーションをテーマにした映画も上映されています。

 

 

 

今日は、お店を始める前から蜜ロウワックスを使っていただいた奥様のやまぐちゆうき様に、「食」「地域との繋がり」などのお話を伺いました。

 

 

 

 

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百合子「小川社の電子書籍「木もちeーデッキまがじん」で日光くじら食堂さんのリノベーションの特集をしました。取材時に「時々 野菜café廻さんとコラボ食堂をしているよ」という話を聞いてから、野菜café廻さんのFACEBOOKをチェックするようになりました。

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▲日光くじら食堂さんとのコラボ食堂「麺屋」のメニュー

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木もちeーデッキまがじん1月号

 

投稿されている料理は、全体的にふんわりと優しい印象がしますね。ビーガン料理って堅苦しいものではなく自由で創造的な料理なんだな~と・・・思いました。どういう発想で献立を考えるのですか?

 

やまぐち「マクロビォティックの基本は、野菜などはこの土地で収穫された旬のものになります。かなり限定された材料の中で献立を考えますので、ある意味、即興的な部分があります。基本は季節にあった味付け、調理法などを加味して考えています。桜と豆腐のケーキはですね~商店通り全体で「桜を使ったメニューをそれぞれ一品だす」といった企画があったときに生まれたケーキです」

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▲桜と豆腐のベイクドケーキ

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▲商店通りの通り

 

百合子「商店通り全体で桜のメニューがあるなんて、ステキ!ところで廻りさんのお店はどんなお客様が多いですか?」

 

 

やまぐち「日光は観光地なのでいろいろな方がみえます。特に外国の方は宗教上、食べられないものがありますが、日本で外食するとなるとかなり難しいので、そういった方々も多く来店されます。また地元の方は、お子様がアレルギーまたは妊娠中など、食に気を使われる方が多く来店されます。食物アレルギーや病気などで食を制限されている方は、前もってご連絡いただければ相談にのらせていただいています」

 

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糖尿病患者さん対応のケーキ。糖尿病を患っているご家族と、宿で夕食後に召し上がりたいというご希望があり、甘味は一切入れずに、デーツで甘味を。油分も殆ど入れずにバナナでしっとり感を。血糖値を下げるクロムが豊富なアーモンドで風味付けを!(野菜cafe廻 facebookより抜粋)

 

 

 

百合子「お客様によって対応されるなんて凄いですね」

 

 

 

 

 

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やまぐち「私自身、カラダを壊してから生活が一変したので・・・。もともとは看護師だったんですよ。でもカラダを壊してから「食」だけでなく「暮らし全体」をチェンジしました。「食」に関しては東京でマクロビオティックの勉強をし、食生活から変えました。また生活でも、洗剤などもケミカルなものを選ばない、家具なども日曜大工などでつくるなど・・・・暮らしが一変した頃に蜜ロウワックスと出会いました」

 

百合子「ありがとうございます」

 

やまぐち「日曜大工で家具をつくっていたときに、主人が「塗装どうしようか?」と探して出会ったのが蜜ロウワックスでした。蜜ロウも漂白剤などを使わず製造していたのでコレ!と思いました」

 

百合子「ありがとうございます。蜜ロウワックスを始めた当初はシックハウス症候群という社会問題がありましたので、「シックハウス対応商品の建材」がいろいろ出ました。しかし法の中の安全というのが多く、法が変わっても安全なのか?と疑問がありました。自分達でつくって売るならば「シンプルで安全なものがいい」と思いました。原料が2つだけならアレルギーで心配な方はパッチテストすればお客様自身が安全性を確認できますよね。材料が2つだけだからこそ、原料と製造にこだわりました。例えば、蜜ロウは湯煎をして何度も布で晒す、油は一番搾りのものを使う。溶剤などは使わない、早く乾燥させるための乾燥剤なども使用しないなど、極力シンプルで安心安全な製造に徹しました」

 

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やまぐち「蜜ロウはすぐに固まるから、湯煎して晒し布で何度も漉すなんて手間がかかりますね」

 

 

百合子「確かにそうですね。塗料は食品ではないので食品ほど厳格に表示しなくてもいいのです。だからといって、今までの塗料を否定してPRするのは違うのではないかと思いました。それよりもお客様が蜜ロウワックスの缶を手に取ったとき「何か」を感じていただけるよう、ラベル紙も未晒しを使い、インクも大豆インクを使うなど作り手の想いが伝わりやすいデザインは、こだわりました。当時としては珍しかったと思います。

ワックスというと・・・硬質な塗膜で、塗るとピッカピッカになりすぐ乾くというイメージがあります。自然塗料は素材の質感をそのまま惹きたてることが得意なんですよ。その辺をどのようにお伝えしたら伝わるのかは常に考えています」

 

 

 

 

 

 

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▲野菜cafe廻 明治時代の建物を修繕し、cafeへ。木部は蜜ロウワックスでお手入れ

 

 

百合子「廻さんの建物は明治時代のものだと聞きました。建物を維持していくのに大変なことは何か教えていただけますか?」

 

 

やまぐち「そうですね。木材や柱は蜜ロウワックスでお手入れすると味わいがでてきますが・・・・蜘蛛が多いところかな?」

 

 

百合子「蜘蛛ですか。確かに木をふんだんに使った家は蜘蛛にも居心地がいいものかも知れませんね。木の家は蜘蛛が多いと聞きます」

 

やまぐち「へぇ?古い家だからというわけではないのか

 

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百合子「漆喰や木材、土壁などの自然素材は、顕微鏡でみると表面に凹凸があります。なんだか目にはみえないけど柔らかな空間ってありますよね」

 

やまぐち「はいはい」

 

百合子「それは素材の凹凸が光の反射を和らげるからと言われています」

 

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百合子「そういった凹凸のある建材は、蜘蛛にとっても糸を這わせやすいみたいです。ツバメの巣もつくりやすいみたい。最近、ツバメが巣をつくれる家が減っているかな?

 

やまぐち「飲食店なので蜘蛛の巣を払うのに苦労していますが(笑) 特に春先は昆虫も増えるせいか蜘蛛も多いですね。でもね~なんというのか・・・昔の建物は、時間の流れがゆったりしていますね。それにお客様の中には化学物質に敏感な方もいらっしゃるのでこの建物は良いと思います」

 

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百合子「廻さんは、飲食以外にワークショップや映画なども上映され

caféという「場」をとおしてコミュニケーションをつくられている感じがしますが、何かキッカケのようなことがあったのですか?」

 

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(◆写真左から:café廻で上映された映画 オキュパイラブ、パワー トゥ ザ ピープル、幸せの経済学)

 

やまぐち「もともとは自分達の足元からゆっくり細々と続けていけば良いという気持ちでしたが、東日本大震災以降、大きな圧力のようなものを感じるようになったんです。TPPやモンサントの問題がキッカケで、細々とやっていくだけじゃ難しい! 政治や環境に興味のない方にも関心を持ってほしいと思うようになりました。みんなで同じ映画をみて上映が終わったら、一服しながらお喋りできる・・・そんなcafeタイムがあれば、肩肘張らずに政治や環境の問題のことも自分達の問題として感じてもらえるのでは?と思っています」

 

 

 

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百合子「上映のあとに一服して、お喋りできるなんていいですね」

 

 

やまぐち「私たちは、地域の繋がりの中でやっていけることを大切にしています。実験的だし、一部の区域での取り組みですけど、地域通貨をはじめています。地域力を取り戻すローカルゼーションに基づいた行動こそが、人と人の関係、人と人の繋がりを取り戻し、地域の絆を強めていくと考えています。現に世界では小さな集落や地域で「本当の豊かさ」を求め、「持続可能な自立した暮らしを取り戻す動きがでていますからね」

 

 

百合子「なんていうのか・・・「料理」は地位や職業、年齢など色々なものを取っ払って「美味しいね」という「和」が生まれるから良いですね。様々な社会問題に対しても、誰でも参加できそうな・・・そんな自然体なコミュニケーションがいいですね。今日は貴重なお話を聞かせていただきありがとうございました。とっても楽しかったです」

 

 

やまぐち「こちらこそ。ありがとうございます」

 

 

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▲写真左 やまぐちゆうきさん 山口雅宏さん 

 

 

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