小川耕太郎百合子社

ウッドロングエコと人

まるで 木の懐に 入っていくような ファンタジーな世界---ツリーハウスクリエーター小林崇さん---

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まるで 木の懐に 入っていくような ファンタジーな世界

(耕太郎) 「ツリーハウスからどんな景色がみえるのだろうか」とワクワクドキドキしました。(小林さんが創られたツリーハウスの写真集をみせながら話す)ツリーハウスの魅力をお聞かせください。

(小林) そうですね。いま言われたように、ツリーハウスの魅力は、自分の中の創造力をかきたてられることだと思います。ツリーハウス自体は人工物ですが、テーマパークなどと異なるのは、非日常への入り口はありますが、その先は自分の内のイマジネーションで遊んでね、使ってね、という愉しさだと思います。

(耕太郎)
その先は自分の内のイマジネーションで遊ぶですね。

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(小林)ツリーハウスは木という生き物を土台とする建物です。例えば象や馬の上に乗る、そのように考えると、おそらく地上で一番長生きしている木という生き物に乗るという感覚に近いのかも知れません。

(耕太郎)生き物に乗る感覚か---

(小林)地面からハシゴなり階段なりを登り、現実の世界から木の懐に入っていくかのようなファンタジーの世界へ導かれます。ツリーハウスの中にいると幹が動いたり、葉が揺れたりするのを直に感じます。葉や幹の香りが漂い、樹皮に触れたり、葉と葉の重なる音、木漏れ日が入ってくるなど、五感をふるに使って自然と対話することができます。ツリーハウスは人工物なので一度つくったら変われませんが、紅葉したり雪がふったり、葉が落ちていったり、新芽がでたり・・・周りの景色の変化を通して、このハウスが森の中にひとつあるだけで自然の移り変わりを意識しやすくなります。
 

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(小林)更にこれらの体験は、私達に何か大切なことを教えてくれるような気がします。現代は情報社会ですから、インターネットを通じて全て手に入ったかのような気持ちになることがあります。しかし「何か違うのではないか」「何か失われているような気がする」と感じている人も多いと思います。その「何か」の答えが、ツリーハウスの中にあるような気がします。その答えは自身で見出していくものです。私にとってはまるで宝箱や玉手箱のような存在なのです。


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(小林)但し、生きている木にインパクトを与えますから、ツリーハウスそのものはエコというものではないと思います。人間が自然とかかわるところは何かしら自然に負担をかけます。ツリーハウスへの所へ草を踏みしめて行き来します。またツリーハウスを建てれば、土台となる一本の木にとっては負担がかかります。ただ人間が自然と向き合う装置としては、先ほどお話したように五感に直接働きかけてきますから、大きい目でみれば、自然との共存意識が芽生えるキッカケにもなる素晴らしいものだと思います。






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ツリーハウスをつくる前から、地域の人や親御さん、祖父母の方々に積極的に関わっていただき、ツリーハウスを創りあげていく

(耕太郎) 最近、は幼稚園や保育園からの依頼も多いと聞きましたが、その辺のことをお聞かせください。

(小林) 確かに幼稚園、保育園からのご依頼は多いですね。、親御さん達の年齢も若いので、自然体験をした経験が無い方も多く、無ければ無いなりに不安になるようで「子ども達に自然体験をさせたい」と願う親御さんが増えています。園長先生くらいの世代は、自然体験をした方が多く「自分の子ども時代のように、園児達にもっとやんちゃをさせてあげたい」と希望されるケースもあります。

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(小林)大切なのは、親御さん達への説明会です。中には心配される親御さんもいらっしゃいますので、スライドショーなどを取り入れわかりやすい説明を心がけています。説明会では「今、僕がわかる範囲は全てお応えしますので、疑問や不安がありましたらどんどんお話してください」といいます。


(小川)なるほど。

(小林)また、「責任はお互いにかかるのです。僕はつくり手として責任をとらざるをえないけど、ツリーハウスを使う子ども達、親御さん、園の先生方も同じだけ責任がかかるのです。業者がポッと遊具を置いていったというものとは違うのです。土台となる木は生き物だし、子どもは何をするのかわかりません。それは解って下さい」と了承頂いた上でツリーハウス製作をお受けします。
 

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私達は一般の工事現場のように現場を線で囲いません。園児のいる中でオープンに製作を始めます。子どもたちにも「遊びに来て良いよ。でも危ない時は危ないっていうからね」と伝え、ツリーハウスが出来るまでの過程をライブで見せてます。ツリーハウスをつくる前からどれだけ地域の人、近隣の人、親御さん、祖父母さん方と仲良くなり、ご理解いただけるかがとても重要です。



こちらから積極的にコミュニケーションをとろうとする姿勢が、今後もツリーハウスが盛り上がるかに関わってきますから。


(耕太郎) 聞くところによると幼稚園にツリーハウスを創られてから園児達が園を休まなくなったそうですね。それが子ども達からの答えでしょう。素晴らしい!

(小林) 嬉しい限りです。




続きを読む・・・・・(小川社の電子書籍で読めます)

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▲新聞timeで小林さんの活動が掲載されました。
小林 崇(こばやし・たかし)
1957年、静岡県生まれ。ツリーハウスクリエーター。1994年、ツリーハウス建築の世界的権威ピーターネルソンと運命的な出会いを果たし、毎年ツリーハウス国際イベントに日本から唯一参加。?ツリーハウスクリエーションを設立し、全国各地のツリーハウスを手がける。NPO法人JTNでは、ツリーハウス養成講座を開くなどツリーハウスの復旧やパブリシティに力を注ぐ。従来のツリーハウス観にとらわれない独創的なアートワークが世界から注目され、大自然だけでなく、街中、幼稚園、医療関係など様々な場でツリーハウスの可能性を広げる。



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