小川耕太郎百合子社

天然防腐仕上げの外壁材 木もちe-外壁

再び木材を扱い始めます

 平成19年の始めに茨城県にある材木屋さんで「蜜ロウワックス」や「木もちeーデッキ」の展示販売をしていたとき、そこに展示されていた10mの松丸太に魅せられ、思わず購入してしまった。
製材所の倒産から約10年が経過していて、製材機から何から売り払って無くなっていた。材木屋の専務に「製材はやめたのでしょ。買ってどうするの?」
と聞かれ「わかりません。」と私は答えた。本当に何も考えていなかった。ただ、元製材屋の血が騒ぎ、「こんな凄い木が、こんな値段なんて・・・、何かおかしい。俺が買う。」となぜかそう思ってしまったのだ。そして、このことが私のどこかにある「スイッチ」を押してしまったようだ。

今まで、私達は「蜜ロウワックス」や「ウッドロング・エコ」などの商品を販売しながら「国産材」をもっと使ってもらえるよう色々な工夫をしてきた。山sun通信で毎回のように山に関する文章を書いてきたのもそのためだ。地元の杉を利用した「木もちeーデッキ」を商品化し、杉の3番玉・4番玉の使い道をつくり、山に放置されるのを何とかしようとしてきた。今年、商品化した木もちeー外壁は、製材所時代から付き合いのあった野地木材さんとパートナーシップを組み、現代の建築現場の状況から考え、加工形状から試作を繰り返した結果、施工時間が短縮でき、雨じまいも良くなった。またひとつ新しい商品が生まれたのだ。

 このように再び木材を扱うようになったのも蜜ロウワックスのお陰です。今は、木もちeーデッキ、外壁、蜜ロウワックス仕上げの内装材、一枚板と木材商品が増えてきております。正直なところ、木材の説明ができるのは私しかいない現状では、取り扱いが早すぎるかもしれないとも思っています。でもこれだけ蜜ロウワックスをつかっていただき、安定してきているのだから少しでも国産材の利用促進に直接関わりたいと思い始めたら止まらなくなってしまったのです。

 幸い、「蜜ロウワックス」「ウッドロング・エコ」「木もちeーデッキ」が小川耕太郎∞百合子社の3本柱となり、売り上げも利益も少しずつではあるが伸びている。そこで、木材関係商品の充実を図り、少しずつでも先の流れにつなげたいと思っています。十年前は良い材を造っていたはずなのに潰してしまった元製材屋の木材業界への再挑戦なのです
本当に丁寧に作っている国産材商品を世に広め、少しでも国産材の販売増につなげていけるよう努力を重ねていきます。

 製材所の野地さんとは、私が製材工場をやっていた頃からのお付き合い。多くの製材工場が、同じ規格の製品を大量生産して出荷する中、野地さんは、お客様の要望に応じ、時には加工形状から考え製材するため、刃物から特注でつくるとか・・・・・・
「木もちeー外壁をはじめよう!」と動きだした時、野地さん次男坊の良成さんと初対面。
彼曰く「製材の分野は、まだまだ未開発です。加工形状や製材技術など、現代の要望にあうように工夫を重ねれば、国産材需要はもっと伸びると思う。自分は色々考えたりするのが好きなので、この仕事に誇りをもっています」
妻と2人で彼の話を聞き久々に興奮しました。物静かな男性ですが、彼の手帳にはお客様の要望メモや加工形状、刃物のスケッチビッシリ描かれています。木もちeー外壁は、野地さんが長年培った技術により生まれた商品です。
木もちeーシリーズを通し「ニッポンの山を活かす産業を復活させたい」と意気込んでいます。

このページのトップへ

ページの
先頭へ